とってもやさしいビットコイン

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ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

ポルカドット(DOT)とは?初心者にわかりやすく、今後・将来性・歴史・仕組みを解説した入門ページ

 

ポルカドットは、ブロックチェーン技術を基盤としたプラットホームです。しかし、非エンジニアの方や仮想通貨投資初心者の方は、その仕組みや将来性について理解するのは少々困難です。そんな方へ、このページではとにかくわかりやすくポルカドットや仮想通貨「DOT」について解説します。

「ポルカドット=仮想通貨」と分類されることが多いですが、仮想通貨としての機能以外にも多くの機能を持っています。ビジネスや生活において知っていて損はありませんので、ぜひこのページを参考に、ポルカドットを深くまで学んでいただければと思います!

 

 

★国内取引所でポルカドット(DOT)の取り扱いがあるのはGMOコイン!

GMOコイン

 

ポルカドット(DOT)とは?

ポルカドットは、ブロックチェーン技術を基盤とした仮想通貨やサービスをつなぎ、「Web3」と呼ばれる新たなWeb世界の実現を目指すエコシステムです。また、そのプロジェクト全体を指してポルカドット、とも呼ばれます。

非常にわかりやすく、そして簡単に言うと、ビットコインやイーサリアムなどのプラットホームになることを目指したプロジェクトです。

ポルカドットとは

ポルカドットとは

イーサリアムを共同で創設した、ギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏らによって2016年に考案されました。実際の稼働は2020年5月から開始されています。

2021年現在、仮想通貨やブロックチェーンプラットホームはそれぞれ独立して存在しているため、同じ土俵で利用することが困難です。例えば、ビットコインとイーサリアムは異なるブロックチェーン基盤の仮想通貨のため、イーサリアムの送金手数料の支払いにビットコインを利用することは通常できません。

しかし、ポルカドットが両者を結ぶことで、イーサリアムの送金手数料支払いにビットコインを利用できるようになる、などが実現し、今まで離れていたブロックチェーン同士が相互に利用できるようになります。すると今まで実現しなかった、異なるブロックチェーン同士を利用したアプリケーションの構築などが可能になります。

まだ始まったばかりのプロジェクトなため、未知数なところはありますが、開発コミュニティも人数が増えてきており、今後が期待されているエコシステム・プロジェクトです。

 

ポルカドットの通貨「DOT」とは

ポルカドット内で発行される仮想通貨は「ポルカドット(DOT)」と呼ばれ、誰でも保有することができます。イーサリアムで発行されている仮想通貨「イーサ(ETH)」のように、ポルカドット上で利用され、市場での需要と供給によって価格が上下します。2021年現在では、約10億のDOTが市場でやり取りされています。最終的な供給量の上限は、まだ定められていません。

ポルカドット(DOT)は、ポルカドットの仕様を決める投票権や、セキュリティを維持する役割を担っており、ポルカドットが稼働していく中では非常に重要な存在です。

ポルカドットの価格

ポルカドットの価格(出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/polkadot-new/

ポルカドットは、2021年6月時点ですでに2兆4千億円の時価総額(仮想通貨第9位)になっています。1DOTあたり、約2500円前後で推移しています。

ポルカドットの開発が進む、取引所への上場が決まるなどのニュースが発表されるとDOTの価格は上昇します。逆に国の規制対象となったり、開発が遅れたりすると価格が下落する可能性があります。

今後の予定では、「パラチェーンオークション」と呼ばれる、ポルカドットにつながれるブロックチェーンプロジェクトのオークションが開催されます。そのオークションでは、実際にポルカドットに繋がれるブロックチェーンプロジェクトがどのようなものか知ることができ、さらにポルカドット(DOT)も参加に必要となる予定のため、価格が上昇する可能性が高いでしょう。

 

ギャビン・ウッド氏とは

ポルカドットを考案したうちの一人で、リーダー的な存在であるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏は、イーサリアムを共同で創設し、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)の元CTOです。ギャビン・ウッド氏は、イーサリアム上で頻繁に使用されているスマートコントラクトの言語「Solidity」を作りました。イーサリアムの開発に取り組んでいた2014年ごろにポルカドットの構想を思いついたとも語っており、そこから6年後にポルカドットの稼働が実現しています。

参考:イーサリアムのスマートコントラクトをわかりやすく解説!実例も紹介

業界でも非常に影響力がある人物で、ポルカドットはいい意味でも悪い意味でもギャビン・ウッド氏の色が濃くついているプロジェクトであると言えるでしょう。

ギャビン・ウッド氏は現在、Web3財団(Web3 Foundation)のトップを務めています。Web3財団は、Web3と呼ばれるWebの新時代を育成するために作られた財団です。Web3とは、非中央集権化されたアプリケーション(Dapps)を始めとする、自分のデータの所有権が他の誰かに支配されていない、分散されたWeb世界です。

アップルやGoogleなどGAFAと呼ばれる巨大IT企業やSNSによって、Web上の行動データは企業によって管理されるのが現在は一般的になっています。しかし、Web3と呼ばれる世界では、そのような行動データは誰かに管理されることはありません。誰かに管理されながらWebを利用するのではなく、自分自身の管理でWebを利用できるようになる世界です。

まだWeb3はインターネットのメインロードになっていないので、想像するのが困難ですが、ギャビン・ウッド氏が作ったポルカドットは、そのWeb3の世界を引き寄せる鍵となっています。

 

ポルカドットの仕組み

ポルカドットの仕組みについて、わかりやすく解説していきます。初心者の方や、非エンジニアの方でもわかるよう、なるべく難しい言葉は使わずに噛み砕いて説明していきます。

 

ポルカドットの全体像

ポルカドットは、異なるブロックチェーンを繋いだり、処理スピードの問題を解決したりして、ブロックチェーン基盤のサービスの利便性を向上し、開発も行いやすくするエコシステムです。有名な仮想通貨であるビットコインやイーサリアムとは、少し異なった仕組みになっています。

ビットコインは「決済システム」というように、ユーザーにとってわかりやすい利用目的がありますが、ポルカドット自体には私たちエンドユーザーの明確な利用目的は特にありません。ポルカドットは、ビットコインやイーサリアムなどの独立したブロックチェーンシステムをつなぐ、という目的のために存在しており、ポルカドット自体にはエンドユーザーが利用できるような機能は特にないのです。

つまり、ブロックチェーンシステムの開発者のためのハブ(中継地点や接続部分)として存在しているため、あくまでポルカドットはそれらブロックチェーンシステムをつなぎ、問題を解決するとともに、ブロックチェーンシステムを次の段階へ進める、という役割を担っているだけなのです。

ポルカドットに繋がれたイーサリアムの上のアプリケーションの利便性が上がるなどすることで、ポルカドットは間接的にエンドユーザーへ価値を提供します。

ポルカドットとは

ポルカドットとは

ポルカドットのような、ブロックチェーンシステムのハブとなる存在が必要な理由は、ブロックチェーンの課題にあります。ブロックチェーンには、いくつかの課題があり、一つはすでに述べているようにそれぞれのブロックチェーンシステムが独立して運営されているため、相互運用ができないことです。

また、ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンでは、処理スピードの問題があります。特定の運営者がいないブロックチェーンシステム(パブリックブロックチェーンと呼ばれます)では、処理スピードに限界があると言われています。それぞれのブロックチェーンシステムの開発者はこの課題を解決しようと試みていますが、なかなか難しいのが現状です。

他にもブロックチェーンシステムはゼロから構築するのが非常に大変、という課題もあります。特にパブリックブロックチェーンでは、そのブロックチェーンシステムに参加してくれる人の数が一定以上にならなければ、セキュリティを保つのが難しく、攻撃されてしまうなど、コミュニティが成長するまでの間に様々な困難があります。

これらのブロックチェーンシステムの課題を克服するため、ポルカドットは存在し、ブロックチェーンシステムを次の段階に持っていくことが目指されています。

ポルカドットがブロックチェーンをつなぎ、新たなWeb世界を作りだすために、ポルカドットでは特徴的な構成が取られています。構成は4つに分けることができ「Relay Chain(リレーチェーン)」「Parachains(パラチェーン)」「Parathreads(パラスレッド)」「Bridges(ブリッジ)」と呼ばれています。

ポルカドットとは

ポルカドットの構成(出典:https://medium.com/polkadot-network/parathreads-pay-as-you-go-parachains-7440d23dde06

現在は本体部分のリレーチェーンが作成されており、今後パラチェーンオークション(後述)などを通じてパラチェーンが繋がれ、増えていく予定となっています。

 

ポルカドットの特徴

ポルカドットは、すでに述べたブロックチェーンをつなぐ以外にもいくつかの特徴があります。

 

ブロックチェーンシステムを構築する「Substrait(サブストレート)」

サブストレートとは

(出典:https://www.substrate.io/

サブストレートを利用すれば、今までよりもブロックチェーンが開発しやすくなります。いくつかのプログラミング言語でブロックチェーンを開発することができる、ブロックチェーンのアップデートに必要だった「フォーク」と呼ばれる現象を起こさずにアップデートできる、など、ブロックチェーンを開発しやすい環境を提供します。このサブストレートを利用して作成したブロックチェーンシステムは、ポルカドットと互換性があり、簡単にポルカドットに接続できるなどのメリットがあります。

 

合意形成システム「GRANDPA」

ポルカドットでは、システム内の処理を不正なく行うための「合意形成システム」が少し特徴的です。ポルカドットの合意形成システムは「GRANDPA(グランパ:英語でおじいさんという意味)」と呼ばれます。ビットコインでは、マイナーと呼ばれる取引処理をする人たちが不正のない決済システムにするべく、取引を確認していましたが、ポルカドットでは「Nominators(ノミネーター)」「Validators(バリデーター)」「Collators(コレーター)」「Fishermen(フィッシャーマン)」と呼ばれる人たちが不正のない処理を実現します。

これら参加者によって行われる、処理を不正なく行う合意形成システムで保たれるセキュリティは、ポルカドットのエコシステムを安全に保つとされています。

 

ガバナンス(システムの統一方法)

ポルカドットのガバナンス(システムの統一方法)も、特徴的で、ビットコインなどとは少し異なっています。ビットコインやイーサリアムでは通常、仕様変更のためには「フォーク(分岐)」と呼ばれるアップデート方法が取られます。簡単に言えば、ビットコインで、ある仕様変更提案を採用する際、参加者はその仕様変更提案に即したクライアント(ソフトウェアのようなもの)を利用するかどうか選択することができます。参加者は自分でどのクライアントを使うか判断できるので、新仕様のクライアントを利用して作られたブロック(取引履歴)と、旧クライアントを利用して作られたブロック(取引履歴)の二つに分かれてしまうことがあります。

ビットコインはこれにより、ビットコインとビットコインキャッシュに分裂したことがありました。もちろん、全員の意見が一致していれば、分裂のような事態は起こりませんが、ビットコインは分裂が起こり得るガバナンス、と言うことができます。

一方でポルカドットのガバナンスは、ポルカドット(DOT)を保有している人の投票によって行われるため、フォークを必要としません。そのため、スピーディに適切な仕様変更ができるとされています。なお、ポルカドットに接続されたブロックチェーン(パラチェーン)は独立したガバナンスを持つことができるので、あくまでDOT保有者のガバナンス範囲はポルカドット本体、と言うことができます。

 

ポルカドットの今後・将来性

ポルカドットは、2020年5月に誕生したばかりの比較的新しいシステムです。そのため、今後順調に開発されていくことがポルカドットの価値を高めていきます。ポルカドットは業界で有名なギャビン・ウッド氏が関わっていることや、ユニークなシステムを採用しているため、開発者からも投資家からも非常に今後が期待されています。

その今後についての鍵を握っているのはまず、「パラチェーンオークション」と呼ばれるポルカドットのパラチェーンとなるためのオークションです。ポルカドットはリレーチェーンと呼ばれる本体部分と、パラチェーンと呼ばれる本体につながるブロックチェーンなどで作られます。本体部分のリレーチェーンには、分散型アプリーケーション(Dapps)を作成する機能などはなく、セキュリティなどを保つ役割に徹しています。Dappsなど、エンドユーザーが実際に利用できるものは、パラチェーンと呼ばれる接続されたブロックチェーンで開発されます。

そのパラチェーンになるためには、パラチェーンオークションと呼ばれるオークションに勝利することが条件の一つとなっており、そのオークションが今後開催される予定です。ポルカドットの将来や今後は、そのオークションに参加するブロックチェーンプロジェクトにかかっていると言っても過言ではないでしょう。

なお、そのオークションには日本人CEOの渡辺創太氏が設立したStake Technologies社の開発する、Plasm Networkも参加する予定です。ポルカドットの今後を知りたい方は、このプロジェクトもチェックしておくといいでしょう。

また、ポルカドットはKUSAMAという実験的なネットワークも作成しており、そちらでは2021年6月からパラチェーンオークションが開催されます。KUSAMAはポルカドットとは異なるエコシステムですが、ほぼ同じような設計になっているため、KUSAMAも合わせてチェックしていると、ポルカドットについての将来をより想像しやすくなるでしょう。

 

KUSAMAとは

KUSAMAネットワーク(KUSAMAとも呼ばれます)は、ポルカドットから派生して誕生した、開発者のための実証実験ネットワークです。ポルカドットに先駆けてKUSAMAネットワークでは、様々な開発・実験が行われています。

KUSAMAネットワークはいわゆる「テストネット」と呼ばれる、単なるテストのためのネットワークではありません。KUSAMAネットワークのネイティブトークンである「KSMトークン」は実際に海外の仮想通貨取引所で売買されており、価格がついています。(通常、テストネットのトークンに価格はつきません)そのため、KUSAMAネットワークは、テストネットではなく「カナリアネット」などと呼ばれています。

KUSAMAの基本的な仕組みはポルカドットと同様ですが、ポルカドットが世の中で使われる前に、KUSAMAネットワークで開発や利用が行われることでポルカドットでどのような事ができるのか、どのような問題点があるのか、などをテストネットより実証的な立場で知ることができます。エンジニアではない方も、ポルカドットに興味がある方は、「ポルカドットのいとこ」とも呼ばれるKUSAMAネットワークの情報を追っておくといいでしょう。

なお、ポルカドットで行われる予定の「パラチェーンオークション」が、ポルカドットに先行して6月からKUSAMAで行われます。そちらはポルカドットに興味のある方は追っていくと、より深い知識が得られますので、おすすめです。

 

〜KUSAMAのパラチェーンオークションについて詳しくはこちら〜

KUSAMAパラチェーンオークションとは?クラウドローン参加方法と注意点。ポルカドットの今後についても考察

 

ポルカドット(DOT)の買い方

国内仮想通貨取引所では、ポルカドット(DOT)の取り扱いはGMOコインのみです。そのため、日本の取引所を利用する場合は、GMOコインの口座を開設しておく必要があります。ポルカドットを購入したいと考えている方で、GMOコインの口座開設がまだの方は以下より無料の口座開設を行なっておくといいでしょう。

 

GMOコイン

 

仮想通貨を購入する際の手順は、以下のような流れになります。

 

1 口座開設(多くの取引所が開設費無料)

2 本人確認書類(運転免許証など)をオンラインで送る

3 本人確認審査が完了

4 日本円を銀行振込みなどで入金(振込み手数料がかかる場合あり)

5 仮想通貨と日本円を交換(取引手数料がかかる場合あり)

6 仮想通貨取引所の口座内に交換した仮想通貨が保管(表示)される(口座維持費などは無料)

 

ポルカドットは、GMOコインで数百円から購入が可能です。

また、GMOコインを利用する場合はインターネット銀行(オンラインバンキング)の口座を持っていると、お得に利用できます。GMOコイを運営している、GMOインターネットグループが運営するインターネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」を利用していると、手数料がお得になったり、入金の時間が短くなったりしますので、開設を検討してみてもいいでしょう。

 

GMOあおぞらネット銀行の口座開設はこちらから

GMOあおぞらネット銀行口座開設

 

 以上、ポルカドットを初心者の方にもわかりやすく解説しました。これはまだポルカドットの一部を説明したに過ぎませんので、ポルカドットに興味のある方は、これを機に色々と学んでいただければと思います。

 

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