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Acala(ACA)とは?ポルカドット関連プロジェクトを初心者にもわかりやすく解説!特徴・今後・将来性は?

Acalaとは

 

ポルカドットに繋がれることを目指すプロジェクト「Acala」。Acalaとはどのようなプロジェクトか、どのような特徴を持っているのか、どのような仮想通貨なのか、将来性は、などを初心者にもわかりやすく解説していきます!

Acalaを理解するためにはポルカドットについての知識があるといいでしょう。ポルカドットについて詳しくは以下で解説しています。

ポルカドット(DOT)とは?初心者にわかりやすく、今後・将来性・歴史・仕組みを解説した入門ページ

 

 

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Acala(アカラ)とは?

Acalaとは

Acalaとは(出典:https://acala.network/

Acalaは、ポルカドットに繋がれることを目指した、DeFi(分散型金融)のハブとなるエコシステム、そしてその一連のプロジェクトの名前です。Acalaでは「ACA」というネイティブトークン(プロジェクトの基軸仮想通貨)が発行され、Acala上で利用されます。

ポルカドットは、独立しているプロックチェーン同士をつなぐ役割を担うために開発されたエコシステムです。例えばビットコインとイーサリアムをつなぐことで、イーサリアム上でビットコインを利用できる、などのブロックチェーンの利便性を高めることを目指しています。

ポルカドットについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ポルカドット(DOT)とは?初心者にわかりやすく、今後・将来性・歴史・仕組みを解説した入門ページ

Acalaは、そのポルカドットに繋がれることを目指したプロジェクトです。ポルカドット自体はブロックチェーン同士をつなぐ、といった包括的な機能しか持っていないため、ポルカドット単体ではDeFiなどのサービスを作成することはできません。

そのため、Acalaがポルカドットに繋がれることによって、ポルカドットに繋がれたAcala上で作られたDeFiを利用する、といった形でユーザーはポルカドットのエコシステム内でDeFiを利用できるようになります。

 

Acalaの特徴

Acalaには以下のような特徴があります。

・DEX(分散型取引所)を提供

・ドルに固定されたステーブルコイン「aUSD」を提供

・流動性トークン「L-DOT」を提供

これら3つの特徴と、Acalaのネイティブトークン「ACA」について解説していきます。

 

AcalaのDEX

Acalaは、分散型取引所DEXを提供します。DEX(Decentralized Exchange)とは、特定の運営者がいない仮想通貨取引所のことで、イーサリアム上で作られている有名なDEX「Uniswap」と同様のプロダクトです。

DEXでは、企業が運営する取引所(CEXと呼ばれます)とは異なり、運営する企業や管理者は存在せず、スマートコントラクトなどによって自動的に買い手のコインと売り手のコインが交換されます。(参考:イーサリアムのスマートコントラクトをわかりやすく解説!)手数料が安かったり、本人確認などの口座開設手続きも不要だったりするため、従来の仮想通貨取引所よりも手軽に利用することができるのがメリットです。

そんなDEXをAcalaでは提供します。現在主流となっている他のDEXと同様に、流動性マイニングと呼ばれる、DEXに仮想通貨を預け入れることによって利息のようなものを得ることができる機能もつけられる予定です。AcalaのDEXがローンチされれば、ポルカドット上でAcalaの提供するDEXを利用してトークンを得ることができるようになります。

 

ステーブルコイン「aUSD」

Acalaで提供されるステーブルコイン「aUSD」は、ドルの価格に固定(ペッグ)されることを目指した仮想通貨です。

ステーブルコインとは、価格の安定を目指した仮想通貨のことで、現在有名なものでは「Dai」「USDT」「USDC」などがあります。これらはイーサリアム上で作成されています。aUSDはAcalaのネットワーク上で作成され、ゆくゆくはポルカドット内で多く利用されるドルのステーブルコインを目指されています。ドルにペッグしたステーブルコインはDEXなどのDeFiで、ドルの代わりとして利用される需要が高いタイプのコインです。

aUSDはビットコインやポルカドット(DOT)を担保にして発行する仕組みとなっており、発行が開始されれば裏づけのあるドル固定の仮想通貨として、ポルカドット内のDeFiプロダクトなどで多く利用される可能性があります。

 

流動性トークン「L-DOT」

Acalaは、Acalaのネットワークにポルカドット(DOT)を預け入れ(ステーキング)て、「L-DOT」というトークンをもらうことができるプロダクトを提供します。ポルカドット(DOT)はポルカドット本体にステーキングするとロックされ、28日間は引き出すことができなくなります。しかし、Acalaネットワークへのステーキングであれば、ステークしたポルカドットの代わりにL-DOTというトークンを受けることができ、そのトークンをDeFiで利用することができる、としています。

28日のロックは価格変動が激しく、利回りも比較的高い仮想通貨ではユーザーにとってデメリットになってしまうため、そのデメリットを解決するプロダクトとして期待されます。

 

AcalaのDeFiのメリット

Acalaはポルカドットに繋がれた「パラチェーン」と呼ばれるプロジェクトのため、ポルカドット本体のセキュリティ恩恵を受けることができます。通常、ゼロからDeFiのプロジェクトを立ち上げる場合、セキュリティなどの構築をゼロから行わなければなりませんが、ポルカドットと繋がれていることにより、セキュリティはポルカドットのものを利用できるため、すでに分散されたセキュリティ体制が構築されています。

また、イーサリアム上のDeFiではイーサリアムの通貨「イーサ(ETH)」にて手数料を支払うのが普通ですが、Acalaはポルカドットで多くのブロックチェーンプロジェクトと繋がれるため、様々な通貨で支払いをすることが可能になる予定です。

逆に、イーサリアム上のDeFiでポルカドットで利用される通貨(AcalaのACAなど)が、今後利用できるようになるかはまだわからないため、現状ではAcalaのDeFiはユーザーの利便性が高い、と言えます。

なお、AcalaのDeFiをAcala app(https://apps.acala.network/)のテストネットで利用することができます。

Acala app

Acala app(出典:https://acala.network/index.html#what-is-acala

ポルカドットのウォレット「Polkadot{.js}extension(https://polkadot.js.org/extension/)」と連携することで利用できます。もし興味のある方は利用してみるといいでしょう。

 

ACAトークンとは

ACAトークンはAcalaのネイティブトークン(Acalaが発行するAcala内の基軸仮想通貨)です。ガバナンス(意思決定)や手数料支払い、ステーキングなどに利用されます。

ACAトークンは、分配されるパーセンテージがあらかじめホワイトペーパー(プロジェクトの計画書)により定められています。Acalaのチームが20.25%、エコシステム開発のために5%、などです。投資家、開発者、Acalaチームなどのコミュニティに広く分配することで、分散性を高めています。

Acalaが実際に稼働し始めて、ACAトークンが発行されたら保有者はAcalaのDEXなどで交換ができるようになると思われます。

 

Acalaの今後・将来性

Acalaは現在はまだ稼働がスタートしていません。現在はポルカドットの実験ネットワークであるKUSAMAネットワークにて、パラチェーンオークションにAcalaの姉妹プロジェクトである「Karura」が参加しています。このKUSAMAパラチェーンオークションとKalulaを追うことが、Acalaの将来性を考える上で非常に大切になってきます。

 

KUSAMAパラチェーンオークションとは?

KUSAMAパラチェーンオークションとは

KUSAMAパラチェーンオークションとは(出典:https://kusama.network/

ここで、少しだけ現在行われているKUSAMAのパラチェーンオークションについて解説します。「KUSAMAパラチェーンオークション」は、ポルカドットに先行してKUSAMAで行われる、KUSAMAのパラチェーンになるためのオークションです。(ポルカドットのパラチェーンオークションでは、オークション勝者がポルカドットのパラチェーンになることができます)

ポルカドットでは、「リレーチェーン」と呼ばれる本体部分のようなチェーンに、「パラチェーン」と呼ばれるチェーンが繋がれる予定になっています。

ポルカドットとは

ポルカドットのイメージ図。中央の半円がリレーチェーン。リレーチェーンに繋がれているのがパラチェーン。(出典:https://medium.com/polkadot-network/parathreads-pay-as-you-go-parachains-7440d23dde06

パラチェーンは、ポルカドット本体のセキュリティ恩恵などのメリットを受けることができます。ただ、パラチェーンの枠は限られているため、採用されるためにはポルカドットで開催される「オークション」に勝たなければなりません。そのオークションが「パラチェーンオークション(PLO)」と呼ばれ、ポルカドットに先駆けてKUSAMAでも行われます。KUSAMAのパラチェーンオークションは、KSMトークンをそのプロジェクトがどれだけ入札できたかで決まります。KSMトークンをより多く集め、より多く入札したプロジェクトがパラチェーンとなるのです。

 

〜KUSAMAのパラチェーンをもっと詳しく知りたい方はこちら〜

KUSAMAパラチェーンオークションとは?クラウドローン参加方法と注意点。ポルカドットの今後についても考察

 

Karuraとは

Karuraとは

Karuraとは(出典:https://acala.network/karura

KaruraはKUSAMAネットワークに繋がれる、DeFiのハブプロジェクトです。いわばAcalaのKUSAMA版のプロジェクトです。基本的な機能はAcalaと同様なので、Acalaについて深く知りたい方はKaruraがパラチェーンとなった後に、実際に動き出したKaruraを触ってみるといいでしょう。

Karuraは前述のKUSAMAパラチェーンオークションに参加しており、そのオークションの前段階のクラウドローンと呼ばれる資金募集で応募金額1位になっています。KUSAMAに繋がれたKaruraで様々な実験が行われることで、Acalaがさらに進化する可能性があるでしょう。

 

Acalaの今後

Acalaの今後の予定です。

・KUSAMAにKaruraが繋がれる

・Karuraの稼働開始

・ポルカドットオークションのクラウドローンにAcalaが参加

・ポルカドットオークションにAcalaが参加

これらの後に、実際にAcalaを利用できるようになると思われます。ポルカドットパラチェーンオークションの日程は未定ですが、KUSAMAのパラチェーンオークションの後に行われる予定なので、2021年〜2022年内には行われると思われます。

Acalaのトークン「ACA」もポルカドットの開発が進むにつれて、そしてパラチェーンオークションに勝利することで価格が上昇する可能性が高いです。ポルカドット、KUSAMAの動向をチェックしておくといいでしょう。

 

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