ポルカドット(DOT)をLedger Nano S(X)で保管する方法。画像つきで初心者にもわかりやすく解説。

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仮想通貨のポルカドット(DOT)を購入した後、ポルカドットを安全に保管したいと思った場合は、ハードウェアウォレットを利用する必要があります。ポルカドットのおすすめハードウェアウォレットと、安全に保管する方法をウォレットの基礎知識も含め、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

〜そもそもポルカドットとは?という方はこちら〜

ポルカドット(DOT)とは?初心者にわかりやすく、今後・将来性・歴史・仕組みを解説した入門ページ

 

ウォレットとは?

仮想通貨のウォレットとは、どのようなものなのでしょうか?仮想通貨のウォレットは、パソコンやスマホ、そしてその他の端末などに仮想通貨を入れるための財布のようなものを指します。

ウォレットの多くはパソコン・スマホ・電子機器にソフトをインストールするなどして使います。ウォレットは、仮想通貨を送ったり受け取ったりするためや、長く安全に保管するために利用され、用途に合わせていくつかの種類を使い分けるのが普通です。

ウォレットとは
ウォレットとは?

ウォレットは、以下のようにおおまかに分類することができます。

1 送受金するための決済アプリ

→「モバイルウォレット」「デスクトップウォレット」と呼ばれるもの

2 長期で保管するための金庫代わり

→「ハードウェアウォレット」と呼ばれるもの

※今回解説するLedger Nanoはこちら

仮想通貨を送受金するために作られている決済アプリのようなウォレットは、スマホやパソコンにソフトをインストールして使います。長期で保管するための金庫の代わりとして使われるウォレットは、専用の端末を購入し、そこに仮想通貨を入れて保管します。

このように、ウォレットの使い分けをすることで、便利にそして安全に仮想通貨を使用することができるのです。

 

ポルカドット対応のハードウェアウォレット

ポルカドットのおすすめウォレットを紹介します。ポルカドットは2020年から稼働が開始されたため、まだあまり対応しているウォレットも多くありません。

ハードウェアウォレットは、スマホでもパソコンでもなく、仮想通貨を保管するためだけに作られた専用端末型のウォレットです。スマホやパソコンのようにネットに接続し続けたり、持ち歩いたりすることをせず、仮想通貨をその端末に入れた後は安全な場所へ保管します。ハードウェアウォレットは多くの場合、仮想通貨を長期で保管するために利用されます。

ハードウェアウォレットで、ポルカドット(DOT)に対応しているのは以下のウォレットです。

・Ledger Nano S(レジャーナノS)

・Ledger Nano X(レジャーナノX)

これらハードウェアウォレットはビットコインをはじめとして、多くの通貨に対応しており、長期で安全に仮想通貨を保管するのに適しています。

Ledger Nano SやLedger Nano Xと並んで有名なハードウェアウォレット「TREZOR」は、まだポルカドットに対応していないため、もしポルカドットをハードウェアウォレットで管理したい場合は、Ledger Nanoを購入する必要があります。

なお、購入する際はセキュリティ上危険がともなうため、中古などではなく、必ず正規の新品を購入しましょう。

正規品の購入は以下から行うことができます。

Ledger Nano S(amazonのサイトへ)

Ledger Nano X(amazonのサイトへ)

Ledger Nano 日本正規代理店のサイトへ

〜ポルカドットのおすすめモバイルウォレットを知りたい方はこちら〜

ポルカドット(DOT)のおすすめウォレットは?安全に保管する方法とウォレットの基礎知識を紹介

 

Ledger Nano S(X)とは

Ledger nanoとは
Ledger Nano(出典:https://hardwarewallet-japan.com/)

Ledger Nanoシリーズは仮想通貨のハードウェアウォレットの一つです。ビットコインや、その他の仮想通貨をLedger Nanoで保管することで、紛失や盗難などのリスクを防ぐことができます。

ハードウェアウォレットは、常にインターネットに接続しているモバイルウォレットなどとは異なり、インターネットに接続されていない端末で保管することなどから、安全に仮想通貨を保管することができます。

長期的に仮想通貨を保有したい方は、ハードウェアウォレットに仮想通貨を保管し、安全な場所へハードウェアウォレットを置いておくことが推奨されています。

Ledger Nano端末に仮想通貨を保管した後は、その端末と「PINコード」と呼ばれる暗証番号、そして「リカバリーフレーズ」と呼ばれる24単語を大切に保管することで、仮想通貨を守ることができます。

端末とPINコードのセット、もしくはリカバリーフレーズ単体があれば仮想通貨を取り出すことができます。これらを盗まれてしまった場合は、仮想通貨も取られてしまうので注意しましょう。

 

対応仮想通貨

Ledger Nanoが対応している仮想通貨は1100種類以上あります。

ビットコイン・イーサリアム(ETH)・ポルカドット(DOT)・リップル(XRP)など、有名な仮想通貨をはじめとし、イーサリアム上で作られたERC20規格のトークンなども保管することができます。

今後もアップデートされ、さらに多くの仮想通貨に対応するとされています。

Ledger nano 対応通貨
Ledger Nano 対応通貨(出典:https://hardwarewallet-japan.com/product/ledger-nano-s/)

Ledger Nanoの種類

日本で入手できるLedger Nanoは、2つの種類があります。

・Ledger Nano S(8,990円)

Ledger nano S
Ledger Nano S(出典:https://hardwarewallet-japan.com/product/ledger-nano-s/)

・Ledger Nano X(17,380円)

Ledger nano X
Ledger Nano X(出典:https://hardwarewallet-japan.com/product/i-ledger-nanox/)

これら2種類があります。

安全性やセキュリティには違いがありません。中で保管できる仮想通貨の種類数や、Bluetooth対応か否かなど、使い勝手に差があります。いくつかの仮想通貨を長期で保管し続けたい、という方はLedger Nano Sで十分です。ただ、多くの種類の仮想通貨を保管したかったり、USBのコードなしでBluetooth機能でLedger Nanoを利用したい場合はLedger Nano Xを購入するといいでしょう。(Ledger Nano SはBluetooth機能がありません)

正規品の購入はこちらから。

Ledger Nano S(amazonのサイトへ)

Ledger Nano X(amazonのサイトへ)

Ledger Nano 日本正規代理店のサイトへ

 

Ledger Nanoを使うために必要なもの

Ledger Nanoを最初に利用するためには、以下のものを用意する必要があります。(保管する際は本体のみ保管すればOKです)

・Ledger Nano本体

・インターネット環境

・パソコン or スマホ

・Ledger Nanoのアプリ(デスクトップ or モバイル)

これらがあればすぐにLedger Nanoを利用することができます。操作方法は非常に簡単なので、もし購入するか迷っている場合は、大切な仮想通貨を安全に保管するためになるべく早く手に入れると良いと思います。(売り切れになることもよくあります)

 

Ledger Nano S(X)でポルカドットを保管する方法

さて、ここからはLedger Nanoでポルカドット(DOT)を保管する方法について解説していきます。今回は例としてLedger Nano Sを使用しながら、手順を説明していきます。

 

Ledger Nanoを開封する

まず、Ledger Nano Sを購入したらそれが新品未開封である事を必ず確認しましょう。中古品は絶対に購入しないでください。端末に不正な操作をしておいて、後から中に保管してある仮想通貨を盗む、という手口の盗難も存在します。

正規販売店からの購入であれば基本は安心ですが、念のために以下のポイントは確認しておきましょう。

・フィルムが剥がれていないかチェックする

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画像のようにしっかりとフィルムに包装されている事を確認してください。フィルムはぴったりと外箱に密着する形で包装されています。Ledger Nano Sではこのフィルムがぴったりと包装しているか確認する事で、未開封である事を確認します。

・内容に誤りがないかチェックする

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Ledger Nano Sで同封されているのは以下です。

1 「Getting started」スタートガイドURL記載の紙

2 「Recovery sheet」復元パスを記入する紙

3 「Did you notice?」改ざん防止シールが無くても安全である旨などを伝える紙

4 アクセサリー4点

5 Ledger Nano S本体

これらが入っている事を確認しましょう。

 

オーナー登録を行う

Ledger Nano Sを購入すると下図のような紙が同封されています。

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これは、今後Ledger Nano Sがアップデートなどをした際にお知らせしてくれる「オーナー登録」です。登録してもしなくても使用上は問題ありませんが、Ledger Nanoではアップデートが必要になる場合があったり、ウォレットや仮想通貨の保管に関する最新情報を知っておく必要があったりします。オーナー登録しておけば、これらの情報を配信してくれるため、なるべくオーナー登録をしておくといいでしょう。

オーナー登録を行う場合は、同封されている紙に記載のQRコードにアクセスします。

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そしてシリアルナンバー・メールアドレス・名前・電話番号を記入して登録します。 シリアルナンバーは同封の紙に記載されていたり、箱にシールで貼られていたりします。

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登録したメールアドレス宛にお知らせが届きます。

以上がLedger Nano S購入時・開封時に注意すべきことと行っておくべき事です。続いては、Ledger Nano Sの初期設定を行いましょう。

 

初期設定

まずLedger Nano S本体をUSBケーブルを使い、パソコンのUSBポートに接続しましょう。

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すると、上に付いている二つのボタンを押すようアナウンスが本体に表示されますので、両方のボタンを同時に押します。

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端末の操作方法について説明が出ます。

Ledger Nano Sではサイドにあるボタンを使用してユーザーは端末を操作します。右と左のボタンを用い、いくつかの選択肢を変更して操作します。確認したい・続けたい・アプリを開きたい場合は両方のボタンを押します。

両方のボタンを押して設定を始めましょう。

上記のような説明が行われています。二つのボタンを同時に押すと、次に進みます。

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今度は「新しいデバイス(端末)として確認しますか?」と表示されるので、「OK」である右のボタンを押します。

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「PINコード」を設定します。このコードは端末を利用する時の暗証番号となり、今後もずっと使い続けます。他で使用していないものや、他人に推測されにくいものにしましょう。PINコードを忘れてしまうと、操作できなくなってしまうため、どこかにメモをしておき、安全な場所へ保管しておくと良いでしょう。

両方のボタンを押して次に進みます。

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0~9までを、右(数字が増える)と左(数字が減る)のボタンを利用して設定します。数字がOKなら、両方のボタンを押して次の数字を選択していきます。4~8桁の数字を入力します。入力が完了したら「☑チェック」を選択します。

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続いて、設定したPINコードを確認します。

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今設定したものを同じように入力していき最後に「☑チェック」を選択します。

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続いて、リカバリーフレーズ(復元パスフレーズ)を記録していきます。Ledger Nano Sに同封されている、リカバリーフレーズを書く紙に記入するといいでしょう。パソコン上などで記録してしまうと、紛失や流出のリスクがあるので避けましょう。

このリカバリーフレーズは、ウォレットを復元できるパスワードのようなものです。非常に大切なものです。リカバリーフレーズは紛失したりしてしまうと、端末を無くしてしまった時やアップデートの際に仮想通貨を復元できなくなります。注意して記載・保管するようにしてください。

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このように24語表示されていきます。スペルミスを防ぐために、意味を日本語で横に書いておくなどの対策もあります。

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全てを記録したら両方のボタンを押して次に進みます。

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記録したリカバリーフレーズを確認します。

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例えば、この画面では9番目の単語が何であったかを確認しています。記録した単語の9番目の文字を選択し、両方のボタンで決定しましょう。このように、いくつか確認していきます。

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この工程が終わったら初期設定は完了です。次は、ポルカドットを保管する方法を解説していきます。

 

 ポルカドットを保管する

 

アプリのインストールと設定

いよいよ、ポルカドットをLedger Nano Sで保管します。まず、パソコンかスマホでLedger Nanoのアプリ「Ledger Live」をインストールします。(ダウンロードページはこちら https://www.ledger.com/ledger-live/download

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:https://www.ledger.com/ledger-live/download)

今回は例としてデスクトップアプリ、OSはMacで解説をしていきます。スマホでLedger Nanoを利用する場合は、スマホにUSBを接続する必要があります。

「Ledger Live app」を選択すると、以下のショートカットが作成されます。

Ledger nano 操作画面

このショートカットから、アプリをインストールします。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

「Get started」を選択します。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

同意事項が表示されますので、確認し、同意します。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

お使いの端末の種類を選択します。その後、操作画面に従いアプリと端末を接続します。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

左のメニューから「Manager」を選択します。そして通貨を追加する箇所でPolkadot(DOT)を探し「install」を選択します。(上の画面ではすでに追加されています)

Ledger Nanoでは、追加したい通貨のアプリをインストールする必要があります。例えばLedger Nano Sは、ビットコイン・イーサリアム・ポルカドットのアプリをインストールすると残りの容量がわずかになり、多くても残り3つのトークンしかインストールすることはできません。もし、このような容量制限が気になる方はLedger Nano Xを購入することを検討しましょう。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

インストールができたら「Add account」を選択し、アカウントを追加します。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

「Continue」を選択します。

端末のボタンを二つ同時に押して、アプリを開く許可をします。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

作成するアカウント名を入力します。アカウントは一つの端末で複数作成することができます。用途に分けてアカウントを作成すると良いでしょう。

Ledger nano 操作画面
Ledger nano 操作画面(出典:Ledger Live)

これでアカウントの作成は完了です。

 

Ledger Nanoにポルカドットを入金する

Ledger Nano 操作画面
Ledger Nano 操作画面(出典:Ledger Live)

アカウントが作成できたら、左もメニューから「アカウント」を選択します。するとポルカドットのアカウントが作成されており、残高が表示されていると思います。作成したアカウントを選択します。

Ledger Nano 操作画面
Ledger Nano 操作画面(出典:Ledger Live)

「Receive」を選択します。(「Buy」でポルカドットを購入することもできます。その場合は、他の仮想通貨と交換して購入します。)

Ledger Nano 操作画面
Ledger Nano 操作画面(出典:Ledger Live)

入金する予定のアカウントを選択し「Continue」を選択します。

Ledger Nano 操作画面
Ledger Nano 操作画面(出典:Ledger Live)

入金アドレスが表示されますので、このアドレスを送金する予定のウォレットや取引所へコピー&ペーストします。QRコードを表示して読み取ることも可能です。

端末に表示されているアドレスと間違いがないか確認することもできます。間違いがなければ二つのボタンを同時に押しましょう。

以上が、ポルカドットをLedger Nanoへ入金する方法です。なお、初めて入金する際はいきなり多額の資金を送金するのではなく、少額を送ってみて、問題なければ多額の入金を行うようにしましょう。アドレスミスや、操作ミスをしてしまうとポルカドットを失ってしまうことになりかねませんので注意が必要です。

入金した後で、Leger Nanoを安全な場所へ保管しておけば、ポルカドットを安全に長期的に保管することができるでしょう。

取引所からのポルカドット送金方法は以下で解説していますので、参考にしていただければと思います。

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