仮想通貨の長期投資/長期保有はおすすめ?ガチホやHODLにおすすめの銘柄・取引所、税金対策について解説!

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仮想通貨、特にビットコインは長期投資・長期保有しているのがいい、と言われることがあります。仮想通貨の長期投資とはどのような方法なのか、そして長期保有する際のおすすめの仮想通貨銘柄・仮想通貨取引所、長期投資する際の税金について、初心者にもわかりやすく解説します!

コインチェック

仮想通貨の長期投資/長期保有とは?

仮想通貨の長期投資(長期保有)とは、その名の通り仮想通貨を長期間保有し続ける投資方法です。仮想通貨は、仮想通貨取引所などで購入することができます。購入した後、売却せずに自分の口座に入れておくことなどで、長期投資することができます。

仮想通貨の長期投資とは
仮想通貨の長期投資とは?

仮想通貨を長期間保有する事で、値上がりによるキャピタルゲイン(購入価格から上昇した価格を引いた差額利益)を狙います。仮想通貨投資の中では一般的な手法で、多くの人が行っています。仮想通貨FXなどでレバレッジをかけるのではなく、現物を保有するのが一般的です。

長期間保有する、と述べましたが「長期間」の定義は人によって様々です。その人の投資戦略によって具体的な期間が決まります。一般的にデイトレードは数時間、スイングトレードは数日〜数週間、とされていますので、長期保有は数ヶ月〜数年というのが通常の認識だと思われます。

ただ、仮想通貨はバブルのように、価格が高騰しその後急落する、といった現象がよく起こります。そのため、数ヶ月単位で投資しても高値で購入してしまった場合には購入価格まで戻ってこないこともあります。仮想通貨の長期投資は、数年単位で行うと今までの価格変動からして利益を出す確率が高くなると言えるでしょう。

ビットコイン価格
ビットコインの2013年から2021年8月までの価格変動(出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/

ガチホ・HODLとは?

仮想通貨投資の世界では「ガチホ」「HODL」といった言葉もよく使われます。これらはいずれも長期投資という意味です。仮想通貨の始まりであるビットコインは、2009年の発行開始から高値を更新し続けています。そのため、仮想通貨投資はガチホやHODLが最強、と言われます。

ガチホやHODLでは短期売買(トレード)と異なり、購入した後は寝ているだけ(何もしない)でいいため、日中に仕事をしている人も行うことができる投資手法です。ただ、バブル期の高値で購入してしまった場合には、再度その価格を超えるまで長期間耐え続けなければならないことや、株式とは異なり配当などが無いため、ガチホやHODLでは購入価格を上回る、かつ売却するまでは利益はほぼ一切出ません。

長期投資をする際には、売却までの期間は投資資金がロックされてもいいか、しっかりと計画した上で始めるようにした方がいいでしょう。

長期投資のメリット

長期投資には以下のメリットがあります。

・相場に張り付いている必要がない

・下落しても再度上昇する機会を待てる

・ 慌てて購入する必要がない

・定期的に買い増しすることでリスクを減らすこともできる

相場に張り付いている必要がない

長期投資では、年単位の価格上下で売買するため、毎日相場に張り付いて監視しておく必要がありません。長期スパンで価格が上昇していれば問題ないため、1日1回程度、もしくは最悪価格を全く気にしなくても問題ありません。

仮想通貨が無くなってしまうような非常事態には流石に動く必要があるかもしれませんが、自分が設定した目標金額や、時期までは特に何もしなくても投資が成立するのがメリットです。

日中に仕事をしている会社員の方などにはうってつけの投資方法であると言えるでしょう。

下落しても再度上昇する機会を待てる

長期投資では年単位のスパンで価格を見るため、足元の下落は特に気にする必要がありません。仮想通貨は幅の大きいときでは約50〜80%もの下落が起きますが、そこから価格を戻して来ることもよくあります。

短期でトレードしている人や、レバレッジをきかせている人にとっては死活問題の下落ですが、現物を長期保有している人にとっては、気長に上昇を待ってもいいため、一時的な下落はそこまで気にする必要がありません。

慌てて購入する必要がない

短期のトレードでは、価格の安いうちに購入することが利益を確保するための最優先事項ですが、長期保有の場合には多少の価格のブレよりも、長期保有できるかどうかのプラン作成や考え方の整理、そして情報の整理の方が大切になる場合があります。

仮想通貨は上昇するときは非常に大きく上昇する傾向があるため、少し購入が遅くなっても、下落の際に慌てて売却することのないよう、心構えなどの体制をしっかり整えておくことの方が長期投資では利益を出すのに必要な場合があります。

足元の購入価格上昇をそこまで気にする必要がないのは、長期投資のメリットと言えるでしょう。

定期的に買い増しすることでリスクを減らすこともできる

大きく下落した時には買い増しをすることで、平均の購入単価を下げることができます。長期で利益を出すことを考える長期投資であれば、下落時に慌てず、買い増しを行なっておくことで、一度の購入で高値づかみをしてしまった際のリスクヘッジになります。

ただし、これは「ナンピン」と呼ばれる手法で買い増しを行なうことになるため、リスクがあり注意が必要です。

長期投資のデメリット

長期投資には以下のようなデメリットもあります。

・利益が長期間確定しない

・資金が長期間ロックされる

・売買のスキルなどはつかない

・銘柄によっては上昇しない可能性もある

利益が長期間確定しない

長期投資では一度購入した仮想通貨を長期間売却しないため、購入後に価格が上昇したとしても含み益(利益が確定していない状態)として保有し続けることになります。

含み益なので、売却するまで保有仮想通貨の価格変動によっては利益額が増減したり、損失が発生してしまう可能性が残ります。トレードのように売買を行うことで資産を増やす方法とは異なり、価格変動によって状況が一変してしまうリスクを常に抱えることになります。

資金が長期間ロックされる

仮想通貨を長期売却しないということは、仮想通貨に投じた資金が長期間使えなくなる(ロック)されるということを意味します。保有している仮想通貨がなかなか値上がりしない場合でも、他の投資先へ資金を移動させることを基本的にはしないため、その分投資効率が下がることになります。

他の投資対象へ投資するよりも仮想通貨へ長期間投資した方が利益が出る、という考え方ができない場合には、仮想通貨の長期投資はその分投資効率を下げることになるのでおすすめしません。

売買のスキルなどはつかない

仮想通貨の長期投資では、仮想通貨を購入した後は長期間売却を行いません。そのため、相場に張り付いていなくてもいい一方で、トレードの技術(スキル)などは向上しません。

投資は反対決済(買いならば売り、売りならば買い)をして初めて損益が確定します。そのため、売買のスキルつまりトレードのスキルによって利益を膨らませたい方は、長期投資には向いていませんし、練習にもあまりなりません。その辺りの計画については、一度よく考えた上で長期投資を決断するといいでしょう。

銘柄によっては上昇しない可能性もある

後ほど、長期投資におすすめの仮想通貨銘柄を紹介しますが、長期投資をしていても一向に価格が上昇しない仮想通貨銘柄も存在します。

そのような場合は、損失を出すどころか、資金まで長期間ロックされてしまうことになるため、機会損失まで広がっていくことになります。長期間投資する手法だからこそ、投資先の銘柄選定は非常に重要になります。

仮想通貨の長期投資に必要な知識

仮想通貨の長期投資を行う場合に必要な知識は以下です。

・仮想通貨の売買方法

・仮想通貨の仕組み

・マクロ経済の動向

・仮想通貨に関する国際動向

・ファンダメンタルズ分析(オンチェーン分析)

これらの知識をしっかりとつけることで、保有している仮想通貨について、今後も保有し続けていいのか、今手放すべきなのかどうかの判断を行うことができます。特に仮想通貨の仕組みとマクロ経済の動向は重要です。

仮想通貨は暗号テクノロジーや、P2Pネットワークと呼ばれる技術を利用したデジタル資産のため、それらの知識があることでその仮想通貨がどのように普及していく可能性があるのかなどを考察できるようになります。

長期保有では短期の相場を見るよりも、長期的に世界へ普及していくかどうかを考える方が重要になるため、その考察を行うための知識が最重要となります。

長期投資にかかる税金

仮想通貨投資では、利益が出た場合に税金がかかります。長期投資でも、売却(または交換)をした時点で利益に対し税金がかかります。

購入後に一切売却や交換をせず(決済にも使用せず)、保有しているだけであれば利益が出ていても税金はかかりません。仮想通貨の税金は雑所得に該当し、株式などとは異なり累進課税となります。利益が出れば出るほど課税金額は高くなるため、税金の計算は必須です。

長期投資は売却時(交換・決済時)に課税される、と覚えておくといいでしょう。

<雑所得にかかる税金>

課税される所得金額 税率 控除額
1,000円 から 1,949,000円まで 5% 0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで 10% 97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで 20% 427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで 23% 636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで 33% 1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで 40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円

長期投資の場合は、税金対策のためにあえて利益を確定せず保有し続けるというパターンをとる人もいます。現在、含み益を多く抱えていて、売却を検討している方は税理士さんに早めに相談するのがいいでしょう。

長期投資におすすめの仮想通貨

長期投資では、年単位で価格が上昇して行くかを判断する必要があります。長期にわたって上昇するかを判断するアプローチとしては、その仮想通貨の特性をみる方法、そしてテクニカル分析を行なう方法などがあります。

なお、以下であげる銘柄は必ず価格が上昇するというわけではなく、上記のようなアプローチで考えた際に長期投資に向いている可能性のある銘柄となります。あくまでも最終的な判断は自分で行い、損失を被るリスクも認識した上で投資を行いましょう。

1 ビットコイン

長期投資におすすめの仮想通貨の一つ目はビットコイン(BTC)です。ビットコインは最も有名な仮想通貨であることに加え、発行枚数が決まっていることが長期投資に向いている理由です。

発行枚数が2100万枚と決まっているため、ビットコインの需要が増せば自然と価格は上昇して行く可能性が高いと言えるでしょう。また、ビットコインは開発者も豊富で、ライトニングネットワークなどの新たな技術開発への長期的な計画があるのもプラス材料です。アメリカでETFが承認される可能性もまだ残っていることからも、長期投資に向いている仮想通貨の一つであると言えるでしょう。

ビットコインチャート
ビットコイン週足(出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/

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2 イーサリアム

イーサリアムも長期投資に向いている仮想通貨銘柄の一つと言えます。イーサリアムは2021年8月時点でビットコインに次ぐ第2位の時価総額を誇る仮想通貨で、注目度が非常に高いです。

イーサリアムは今後、イーサリアム2.0と呼ばれる段階へ開発が進められる計画があります。この計画は完全に遂行されるまで何年かかかるとされているため、長期で投資するのに向いています。開発の段階が進むことはプラス材料として受け入れられる可能性が高く、さらにイーサリアム2.0で採用されるプルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるシステムは、イーサリアムをロックして正常にイーサリアムを稼働させるルールになっているため、イーサリアムの価格上昇をサポートする構造が生まれます。

すでにロックは始まっており、イーサリアム2.0が開始されるとロックは解除することができるようになるため、投資タイミングの見極めは重要になりますが、長期で見れば上昇傾向になる可能性があると言えるでしょう。

イーサリアムチャート
イーサリアム週足(出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ethereum/

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長期保有におすすめの仮想通貨取引所

長期保有におすすめの仮想通貨取引所はコインチェック(Coincheck)です。コインチェックは初心者にも使いやすい画面、マネックスグループが運営する初心者も安心の取引所です。基本的に長期保有する際には「ウォレット」と呼ばれる仮想通貨の財布へ仮想通貨を移動しておくのが良いですが、まだウォレットを扱う知識がない初心者の方は、とりあえず取引所へ預けておいていいでしょう。

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長期投資が難しい理由

仮想通貨の長期保有は難しいとよく言われます。その理由は以下のような性質が仮想通貨にあるからだと考えます。

・仮想通貨が目に見えないものだから

・歴史が浅いため、今後も価値が保たれるかわからないから

・テクノロジーのことがよくわからないから

・ファンダメンタルズ分析がしにくく、価値がゼロになる不安があるから

・価格変動率が高く80%下落する時もあるため恐怖が押し寄せるから

・使い道がよくわからないから

これらの要因で、仮想通貨を年単位で保有し続けるのは難しいとされています。つまり、長期保有目的で購入しても、下落のタイミングなどで売却してしまうのです。これらの要因の多くは、保有している人自身の問題であることが多いです。

仮想通貨を持つとわかりますが、仮想通貨を長期で保有するのは、ただただ保有していればいいというわけではありません。特に、少し多めの金額を保有していると常に価格変動の不安が付きまといます。購入するときは長期の上昇を信じていても、80%の下落を目の当たりにすると「もう価格がゼロになってしまうのではないか……」と不安になって投げ売りしてしまうのです。

しかし、長期保有するのであればそのような恐怖も乗り越えなければなりません。一般的な仮想通貨の長期投資に対する不安について、対処方法を以下に記載しました。

・仮想通貨が目に見えないものだから

→仮想通貨は硬貨のように目に見えないと思われがちですが、見ようと思えば見えます。ブロックチェーンの記録には、あなたが保有していることが明確に記載されています。(しかも誰にも改ざんされません)

・歴史が浅いため、今後も価値が保たれるかわからないから

→歴史がどうあれ、今後も価値が保たれると思うから長期投資するのです。もし信じることができない場合は長期投資はおすすめできません。

・テクノロジーのことがよくわからないから

→よくわからないままに投資を行うのはリスクがそもそも高くなってしまいます。テクノロジーについても学んでから投資を行いましょう。

・ファンダメンタルズ分析がしにくく、価値がゼロになる不安があるから

→どのような投資も価値がなくなることはあり得ます。リスクが全くなければ、すでにもっと多くの人が保有しているはずなのでリターンも限定的になります。

・価格変動率が高く80%下落する時もあるため恐怖が押し寄せるから

→過去を見ても80%下落する可能性は大いにあります。その事態を先に想像し、そうなっても保有し続けられると確信できる場合に長期投資を始めましょう。

・使い道がよくわからないから

→もしその仮想通貨の使い道や、存在意義が無いと思われるのであれば投資することを躊躇した方がいいでしょう。そもそも存在意義がなければ、今ついている価格はいつか崩壊します。

このように、 長期投資は実は奥が深い投資です。考えに考え抜いた結果、投資をするのかしないのかの判断を行えば、どのような事態も乗り越えることができます。利益が出るか出ないかは誰にもわからないので、自分で判断するしかないのです。

積立投資で長期投資する

長期保有をする場合、仮想通貨を積立投資で増やしていくという方法もあります。

仮想通貨の積立投資とは、文字通り仮想通貨を一定額ずつ積み立てて増やしていく投資方法です。仮想通貨は、値上がりや値下がりの幅が他の投資商品よりも大きい傾向があることや、長期的には値上がりすると考えている人が一定数いることから、よりリスクを減らした投資方法として仮想通貨の積立は初心者の方に人気があります。

投資にあたっては人間の心理が、結果を左右してしまうことから(暴落の際に狼狽して売ってしまう、など)あらかじめ決めてある「一定額積み立てるルール」に基づき売買を行うことで、無駄な損失を避けることができるとされています。

仮想通貨の積立はそれぞれの仮想通貨取引所でサービス展開されており、簡単に設定し、始めることができます。

〜普通の投資と積立投資の違い〜

普通の投資 積立投資
比較的多く必要 購入額 少なく始められる
相場で判断 購入時期 決めた日時で自動的
相場で判断 売却時期 相場で判断

以下では、仮想通貨の積立投資のやり方・メリットデメリットについて解説しています。

仮想通貨の積立投資はどの取引所がおすすめ?<2021年最新版>事業者一覧と手数料比較・ランキング・やり方を徹底解説!

以上、仮想通貨の長期投資/長期保有はおすすめ?について解説しました。長期投資をするなら、長期に仮想通貨と付き合っていくことになります。自分にどのような投資方法があっているのか、考えを明確にし、プランを立てて投資を行なっていきましょう!

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