ビットコインはそのもののシステムがとても堅牢で、攻撃をするのはほぼ不可能とも言われます。しかし、ビットコインを今から始める場合は取引所やウォレットの第三者が介入するのはほぼほぼ必須です。取引所やウォレットが危険だとは言いませんが事実ビットコインが盗まれてしまう事が起きています。これを防ぐための最低限のセキュリティ対策は「2段階認証」です。(あくまで「最低限」です「最低限」のセキュリティ対策です!!)
ビットコイン取引所での購入
2段階認証とはどのようなセキュリティ対策なのでしょうか。ビットコインを始めよう!と思ったらまずあなたは「どこで購入すればいいんだろう」という考えになるでしょう。当ブログでも紹介しておりますが、ネットで検索すると「取引所で購入できます」という文章が目に飛び込んできて、「じゃあ取引所で購入してみるか」ということになると思います。(ビットコインの始め方について⇒これでOK!初心者の為のビットコインの始め方)
しかし!ビットコイン取引所は最も攻撃に狙われやすい場所であるとも言えます!初心者の方が多く存在する事も盗む側からしたら容易に想像がつきますし、セキュリティに力を入れていると言っても取引所は普通の会社が運営する場所です。(もちろん取引所のセキュリティが脆弱だ、や取引所は危険な場所だと言っているわけではありません。ビットコインのシステムとは全く異なるものだという意味です。)
以前にも記憶に新しい2014年のビットコイン取引所Mt.GOX社がビットコインを盗難されたという事件。これもビットコイン取引所の脆弱性によるものでした。(ビットコインのシステムが攻撃された、というのは100%の誤解です。詳しくはこちら⇒2014年ビットコイン取引所「Mt.GOX」事件を学ぶ)
ですので、まずは「最低限」のセキュリティ対策として2段階認証というものを設定しましょう!
2段階認証とは?
2段階認証とは異なる端末に「今取引所にログインしようとしてます」という確認をとることです。
どういう事かというと仮にあなたが自宅のパソコンである取引所にログインしたとしましょう。すると、スマホに「今取引所にログインしようとしてます」というメッセージが送られ、さらに「このログインを許可するなら○○○○というナンバーをその端末で入力してください」と送られてきます。スマホでそれを確認したあなたはパソコン上でそのナンバーを入力しなければログインできません。
このような2段階に分かれている認証方法を「2段階認証」と呼びます。
これにより、もしあなたのログインIDとパスワードが漏洩してしまってそれをゲットした第三者がどこかの端末でログインを試みた際、何も知らないあなたのスマホに「今取引所にログインしようとしてます」というメッセージが届きます。そこであなたは「悪い奴にIDとパスワードが盗まれている!」と気づくと共に、相手は2段階認証用のナンバーが分からないので「ログインできず!」となるのです。
これがシンプルですがとっても大切なセキュリティ対策、「2段階認証」です。
これだけでは足りない
何度も言いますがこれは「最低限」のセキュリティ対策です。この方法では内部犯の行動には気づくことができません。つまり取引所内部で流出してしまう場合です。(取引所の方は全員善人だと強く願いますが皆、人間ですのでリスクが消える事はありません)
その為、ビットコイン保有者は必ず「取引所には大量のビットコインを置いてはいけない」という事がとてもとても叫ばれております。
では、何が一番セキュリティを重視した保管方法かと言えば「ペーパーウォレット」と呼ばれる紙媒体かもしくは「ハードウェア型ウォレット」と呼ばれる専用のハードタイプのウォレットと言われております。
ペーパーウォレットについて⇒ペーパーウォレットと現金
ハードウェア型ビットコインウォレット↓
もちろんビットコインを保有していれば知識を増やしてリスクを減らしていくことが最も望ましい事ですが、「早く購入したい!」と思ってビットコインを購入したてのビットコイン初心者の方に最も簡単にできるのが「2段階認証」セキュリティです。
まだの方は今すぐに設定してください!!取引所内の「設定」画面に行けば簡単に設定できます。(2段階認証のない取引所は今すぐに利用を停止しましょう笑)
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