とってもやさしいビットコイン

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ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

XRPのブリッジ通貨機能とは <初心者向け>

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リップルプロジェクトのXRPという通貨は「ブリッジ通貨」という機能を持ちます。XRPのブリッジ通貨機能について初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

 

 

 

XRPとは

XRPはリップル社の開発する国内外の送金を高スピード低コストで行うネットワークプロジェクト「リップル」の中で利用される仮想通貨です。

ネットワークの中でXRPという通貨を用いる事で従来の送金システムよりもスムーズに国内外での送金を可能にします。XRPでは約4秒で世界中のどこへでも送金が可能です。

 

XRPは銀行などの法人が購入をしますが一般の人でも購入可能で、仮想通貨取引所などの市場で流通しています。日本円に対し価格が変動するので1XRP=〇〇円、とその時によって価格は異なります。XRPを個人間で送受金する事も可能です。

 

XRPはビットコインやイーサリアムのような管理者のいない仮想通貨とは異なりリップル社という管理者・発行者が存在する「管理者のいる仮想通貨」です。その為市場に出回るXRPの数量などをリップル社が一部管理しています。リップル社の経営状況などもXRPの価格に影響します。

 

XRPについて詳しくはこちらXRPとは 特徴・発行量・ブリッジ通貨 <初心者向け>もご参照ください。

 

XRPのブリッジ通貨機能

XRPにはブリッジ通貨としての機能があります。ブリッジ通貨とはその名の通り「通貨間の橋渡しとなる通貨」の事を言います。

 

例えば日本円と米ドルという通貨では¥と$と通貨単位が異なる為これら2つを送受金しようと思えば銀行などで両替して送受金する必要があります。これをインターネット上の通貨である仮想通貨XRPを経由する事で両替を瞬時に行い、且つ世界中どこへでもスピーディに送金を行う、という事が可能になるのです。

 

XRPのブリッジ通貨機能がどのように行われているのか従来のシステムと比較して理解を深めましょう。

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従来の国際間送金

例えば日本円を日本からアメリカの友人に米ドルで渡したいとします。この時従来のシステムでは銀行を利用して送金・両替を行います。(ここでは簡単に理解する為銀行送金システムの一例を用いて解説します。)

 

~従来の国際間送金システムの一例~

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このようにあなたがアメリカの友人への送金依頼を日本の銀行にします。そこで日本円で受け取った日本の銀行は中継銀行へ送金依頼をします。中継銀行はその依頼を受けとったらアメリカの銀行へそれを伝えます。そしてアメリカの銀行で日本からのお金を受けとったら送金先の友人へお金を振り込みます。

 

図を見ていただいても分かるように複数の銀行が介在する為にその都度手数料を支払う必要があります。また日本円から米ドルへ換える為に両替の手数料もかかります。その結果あなたがそれらを負担するので多くの手数料を支払う事になるのです。

 

また、全ての銀行は基本的に営業時間内の処理になります。処理を当日中に全て終える事は難しく、一定時刻を過ぎると翌営業日の扱いになります。また帳簿が合っているか確認をしなければならない為その分送金は後ろ倒しになります。その為国際送金には時間がかかります。

 

XRPのブリッジ通貨機能の場合

一方XRPのブリッジ通貨機能を利用した場合にはこれらの低スピード高コストの問題を解決します。もちろん利用する銀行がXRPやリップルネットワークを利用している事が条件となります。(ここでは複雑にならないよう簡略化して解説しています。)

 

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あなたが日本の銀行に依頼して送金を行う所までは同様ですがその後の銀行の動きが異なります。日本で依頼を受けた銀行はそのお金をXRPに変換します。そして決済時間4秒、安価な手数料という特徴のXRP・リップルネットワークを利用してアメリカの銀行へ送金します。アメリカでXRPを受けとった銀行はXRPを米ドルへ変換して友人へ振り込みます。

 

このように中継銀行の代わりにXRP・リップルネットワークを利用する事でブリッジ通貨としての機能を果たします。リップルネットワークでは高スピード低コストで決済を行う事ができる分散台帳技術(DLT)というテクノロジーを用いているので従来の銀行システムよりもスムーズに送金を行う事ができるのです。

 

マイナー通貨の国際送金

また日本円と米ドルなどのメジャー通貨同士ではなくマイナー通貨同士の国際送金では銀行で取り扱いが無い事や流動性が低い(市場に回っているその通貨が少ない)などの理由から手数料が多くかかってしまう場合があります。マイナー通貨同士の送金の場合は一度基軸通貨として扱われている米ドルに両替するので米ドルがブリッジ通貨としての機能を果たす場合があります。その分米ドルの為替手数料がかかります。

 

このような問題をXRPのブリッジ通貨としての機能を用いる事で解決する事ができます。もちろん世界中の多くの銀行や金融機関がリップルネットワークに参加しなければこれは実現しませんが。

 

XRPをブリッジ通貨とするメリット

以上のような機能がある事がご理解いただけたかと思います。XRPやビットコインなどの仮想通貨は世界共通通貨で、国際間送金に向いているのでブリッジ通貨というものはそもそも必要ありません。

ですがXRPがブリッジ通貨となれば仮想通貨を持たない人でも仮想通貨の特性を銀行を介して利用する事ができるメリットがあります。つまりこの機能は既存の銀行を中心とした決済システムを強化する役割があります。

 

同じ仮想通貨でも銀行を必要とせずに国際間決済を行うビットコインとは異なる方針です。仮想通貨の一つ一つを見ていく事でそれぞれが目指す場所が違う事が理解できます。

 

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