とってもやさしいビットコイン

とってもやさしいビットコイン

ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

ビットコインマイニングの簡単な歴史「CPU~ASICまで」

f:id:jyutakugyoseiku:20170707130332p:plain

 

ビットコインのマイニングは「ビジネス」として行われます。取引を処理しブロックを作成するとかかったコスト(設備費や電気代)と引き換えに報酬(新規ビットコインと取引手数料)を受け取る事ができるからです。マイニングはブロックを最も早く作成した一人のみ報酬を受け取れますのでなるべく利益を増やそうとするマイナー(マイニングをする人)は様々な設備や形態を変化させて発展してきました。

 

 

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で 

 

マイニングとビジネス

 

マイニングはビジネスです。マイニングの概要はこちらの記事初心者も分かるビットコインのマイニングとはで解説をしておりますのでご参考にしていただければと思います。

マイニングは不特定多数の者が参加をし、最も早くブロック作成権限を得た者だけが報酬を受け取る事ができ、かかったコストをPayする事ができます。ブロック作成権限はある問題に対する「解」を見つけるというものでその「解」を見つける為には高性能設備や膨大な消費電力を要します。

 

なので他の参加者よりも早く「解」を見つけるべく設備を強化したり電力を多く消費して優位な位置にそれぞれが向かいます。もちろんそのコストが「報酬」以下になってしまえばただマイナスを出すだけになってしまうのでよりコストを抑えてより早く「解」を見つける方法をマイナー達は日々考えているのです。

 

そんなマイニングがどのような歴史を歩んできたのか初心者の方にも分かりやすく簡単に解説をしていきたいと思います。

 

マイニングで実際に行われている事⇒マイニングとは具体的に何をしているか<初心者向け>


スポンサー

 

 

CPUマイニング

 

ビットコインが開発された当初はCPU、つまり私達が一般的に知るような汎用コンピューターでマイニングは行われておりました。まだ知られていないビットコインというシステムでマイニングに参加する人は少なく、もちろんビットコイン自体の価値もほとんど無かったのでCPUに簡単なコードを入力するくらいで「解」を見つけ、報酬を受け取る事が出来ました。

 

汎用コンピューターは今日の「解」を見つけ出す為の機械に比べれば性能はかなり劣るもので、今CPUでビットコインのマイニングを行っても先に「解」を見つけ出す事はおろか生きている間にも「解」を見つけ出す事はできないでしょう。

 

GPUマイニング

 

CPUの後にGPU(graphics processing unit)を利用してマイニングは行われるようになりました。GPUは今日のデスクトップCPUには既に組み込まれているものも多くあります。

 

元々GPUは「graphics」というその名の通り「グラフィック=画像」を処理する為に作成されたもので3D等でより滑らかに動作をさせるものでした。その特徴からゲームなどをする際には欠かせないものとして広く知られておりました。

 

このGPUの処理能力がマイニングにも利用できると分かると人々はGPUでマイニングをするようになりました。GPUでは複数の計算を同時にする事ができるので「解」を見つける計算を並列で行う事ができるようになりCPUよりも、より効率的にブロック作成の為の「解」探し計算をできるようになったのです。

 

また滑らかなゲーム処理能力などでGPUは知られていた為マイニングにも利用できるとなった時に多くの参加者を増やしました。広く知られているものがマイニングに利用でき、ビジネスを始められるとなれば参入障壁は低く一気に広がりました。

 

1つのCPUに複数のGPUを接続してより効率的に早く「解」を探す方法も考えられ、マイナーはいかにコストを抑えて「解」を早く見つけるのかに尽力していました。

 

しかし、どんなにGPUを沢山集めて「解」を探そうとしても今のビットコインマイニングでは「解」を他の人より先に見つけるのはかなり困難な状況になっております。

 

FPGAマイニング

 

その後FPGAマイニングという方法が生まれました。FPGAマイニングはGPUよりも多少効率よく「解」を探し出す事ができるとしてGPUマイニングを行っていた人達がFGPAマイニングの可能性を見出し乗り換えていきました。

 

ですがGPUに比べて一般的でなかったFPGAはそこまで多くの人が参入をせず、短い期間で利用されなくなっていきました。ビットコインのマイニングは永続的に行われる(10分ごとに異なる「解」を求められ、続いていく)等の理由からFGPAはそこまでビットコインマイニングに向いているとは言い難いものでした。

 

ASICマイニング

 

今、ビットコインマイニングと言えばASICマイニングが主流で「ASIC」という文字を目にしたことがある方も多いかと思います。

ASICは特定用途の為に作られる集積回路です。ビットコインマイニングの為の「ASIC」が誕生する事によってビットコインマイニングは更なる進化を遂げました。

 

ビットコイン専用ASICは設計・製造には専門的な知識や技術が必要なので製造されたものを購入して使用するようになりました。しかし、ASICが設計・製造されるスピードとビットコインの「解」の難易度(ビットコインマイニングの「解」を見つける計算の難易度は2週間に一度変更される。詳しくは⇒ビットコイン取引を10分にするdifficultyとは)が上昇するスピードなどの兼ね合いからマイニングで利益を出すのは新規参入者にとってリスキーなものになっていきました。

 

マイニングは多くのマイナーが団体を形成してマイニングを行う「マイニングプール」と呼ばれる組織が登場したりしていたので個人でマイニングビジネスを行うのは困難になってい来ました。

 

そして今日のマイニング団体の中央集権化に繋がっていくのです。

 

ASICに関して初心者向け解説ページはこちら⇒ビットコインの「ASIC」とは

 

まとめ

 

以上が簡単なビットコインマイニングの歴史です。技術的な事は難しいですがマイニングがどのような歴史を持って今日に至るかを知る事で今後のビットコインシステムの予測等の参考になります。

 

ビットコインにとってかなり重要な意味を持つマイニングはビットコイン保有者にとって知っておかなければいけない知識だと思います。

 

関連記事

SHA-256とビットコイン<初心者向け>

2017年8月1日とBIP148について<初心者向け>

巨大マイニンググループの存在はセキュリティを上げるか下げるか

ASIC耐性とは

 

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

最初に手に取るビットコインの教科書

最初に手に取るビットコインの教科書