とってもやさしいビットコイン

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ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

ビットコインの手数料と「詰り」状態

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ビットコインは送金をする際に手数料がかかります。ビットコインのシステム上、送金手数料が高い取引が優先的にその取引がブロックチェーンという台帳に載せられて取引が早く完了します。この仕組みについてとこの仕組みによってどのような事が起こるかを初心者の方にも分かりやすく解説をしていきたいと思います。

 

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送金手数料が高いと優先される仕組み

 

なぜビットコインの取引は手数料を高くすると送金が早く完了するのでしょうか。これにはビットコインのマイナー(マイニングをする人)が受け取る報酬に理由があります。

ビットコインは帳簿にマイナーが取引を載せていくことでその取引を成立させていきます。銀行振り込みなどで取引を帳簿に載せるのは銀行の役目ですがビットコインはその役目をマイナーが担います。この帳簿に載せる作業の事を「マイニング」と言い、世界中の人々がビットコインシステムを正常に稼働させるため働きます。マイニングは誰でも参加可能で、ネットワークに繋がれた高性能コンピューターによって行われます。

(参考:初心者も分かるビットコインのマイニングとは

 

高性能コンピューターが必要なのでマイニングにはお金がかかります。もし無償となると損をしてしまうので誰も参加をすることが無くビットコインシステムは稼働しません。そこでマイニングをする人、つまりマイナーには「報酬」がビットコインで支払われることになっております。

 

その「報酬」は2つあり「新規ビットコイン」と「取引手数料」です。この2つを受け取る為にマイナーは高性能コンピューターというコストを支払ってでもマイニングに参加をします。つまりマイニングを行う上ではより多くの報酬を受け取りたいとマイナーは考えております。「新規ビットコイン」は4年に1回半減していきますが基本的には一定で変わりません。それに対して「取引手数料」は一定ではありません。取引手数料は利用者(ビットコインを送付する人)が決められるからです。(参考:ビットコイン「マイニングの報酬」の仕組み

 

マイナーが貰える取引手数料はマイナーがビットコイン帳簿に載せた取引の手数料の合計です。そうなると必然的にマイナーは「より取引手数料が高い」取引を選択して帳簿に載せていくことになります。後から行われた取引でも先に取引手数料が高い取引が完了する仕組みはここにあります。

 

※ここで説明している「ビットコイン帳簿」は「ブロックチェーン」です⇒ブロックチェーンとは

 

手数料が低い取引

 

ビットコイン取引において手数料が低い取引がいつまでも完了しない、という事は有り得るのでしょうか?

実はビットコイン取引で低い手数料でも取引がちゃんと完了する仕組みというものが存在します。

 

ビットコイン取引は先ほども述べた通りマイナーが帳簿に載せていくことで進んでいきます。もちろんマイナーは自身の報酬の為に高い手数料の設定された取引を優先的に帳簿へ載せていくのですがもう一つ優先すべきポイントがビットコインシステムの中では決められております。それは「時間」です。

 

帳簿の中にはある特定の取引を一定数入れるスペースが存在します。その特定の取引とは「時間が経った」取引です。ビットコイン取引が帳簿に入れられていく際に優先度が定められていて、より「時間の経過した」取引は優先度が高くなっていくシステムがあります。その為、特に急いでいる取引でなければ手数料を安く設定してゆっくりと取引完了を待つ、という方法を取ることができます。

 

このようなシステムがある為に理論上では「取引がいつまでも完了しない」 という事は有り得なくなります。時間はかかるにせよ、マイナーがマイニングをしている限りはビットコイン取引は順次完了していくのです。

 

※ここで説明している「取引の完了」はビットコイン用語で「承認」と言います⇒ビットコインの承認(confirm)とは


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なかなか取引が完了されない「詰り」の状態

 

とは言え、ビットコインを実際に送金されたことがある方ならすぐに理解ができるかと思いますが「なかなか取引が完了しない」という「詰り」の状態があります。

 

先ほども述べましたがビットコインの取引と言うのはいくら手数料が低かったとしても順次処理される中で時間の経過した取引は優先度が上がっていく為にいつかは必ず処理される事になります。しかし、ビットコインの帳簿にはパソコンやスマホなどでもあるように「容量」というものが存在します。

 

帳簿も取引もデータでやり取りされる為にそのデータには「データ容量」が存在します。帳簿は2017.5.25.現在1MBがひとまとまりと決められております。つまり帳簿に一度に入れられる取引は限りがある、ということです。

 

その為に膨大な数の取引が行われてしまうとなかなか帳簿に載せてもらえない取引が増えてしまいます。そうなると取引がいつまでたっても完了しない「詰り」の状態が生じてしまうのです。

 

これはブロックサイズ問題と呼ばれ解決が望まれており、その為の案も様々なものが出てきています。いずれ解決すると思われますが現状では「詰り」が起きてしまう、という事です。詰まった取引にしたくなければ手数料を高く支払わなければならないのが現状です。

 

まとめ

 

ビットコインを初めて送金して詰まった状態になると不安になると思います。ビットコインはこのような技術的な仕組みを理解する事によって安心安全に利用する事ができるようになります。中央不在のビットコインの世界では自己責任の下資産を管理していきます。ご興味のある方は是非情報収集をして、学んでいっていただければと思います!

 

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