とってもやさしいビットコイン

とってもやさしいビットコイン

ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

ビットコイン・ビットコインキャッシュのマイニングについて <難易度調整機能など>

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11月9日から続いていたビットコインとビットコインキャッシュのマイニングスピードが正常に戻りつつあります。今後のビットコインとビットコインキャッシュの関係性について初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

 

 

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マイニングにかかる時間

ビットコインとビットコインキャッシュはブロック作成により取引が処理されていきます。ブロックチェーンという台帳を元に取引の処理が行われており、現在はブロックチェーンに埋め込まれなければ取引は成立しません。

 

ブロックチェーンは一つ一つのブロックが作成され繋がれていき、その一つ一つのブロックを作成する事を「マイニング」と呼びます。

 

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ブロック作成時間はビットコインやビットコインキャッシュでは約10分に1度と定められています。それより短い時間で作成される事が続くと時間が10分になるようにブロック作成の難しさ(difficulty)が上昇し、逆に長い時間かかっていると難しさは低下します。

 

このようにして平均すると「10分に一度ブロックは作成される」事になっています。

実際にどのくらいの時間でこの調整が行われるかと言えばビットコインでは2016個のブロックが作成されるごとに行われます。2016個なので1つに10分かかるとすれば20,160分=336時間=14日=2週間に一度行われます。

 

しかし、マイニングが集中する等の理由で2016個のブロックが早く作成されれば2週間たたずして調整が行われる事になります。もちろん逆になかなか2016個のブロックが作成されなければ2週間より長い期間調整は行われない事になります。

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マイニングを行う人

マイニングを行う人は「マイナー」と呼ばれますが、マイナーは報酬を多く受け取る為により多くのブロックをより早く作成される事を望みます。ブロックを作成するとその作成したブロックに組み込まれた送金手数料や新規仮想通貨(ビットコインマイニングならビットコイン、ビットコインキャッシュマイニングならビットコインキャッシュ)を受けとる事ができるからです。

 

ですのでマイニング施設や資本を持ったマイナーはよりブロック作成のしやすい、且つ受けとる仮想通貨の価格が高いものを選択してマイニングする事になります。

 

11月8日から13日にかけてビットコインとビットコインキャッシュの間でマイナーの逆転現象が起こりました。詳細はこちらビットコインキャッシュ高騰とビットコイン下落 ビットコインの課題で解説しておりますが、ビットコインのマイニングを行っていた人たちがビットコインキャッシュのマイニングに切り替えました。

 

ここでビットコインキャッシュが大量にマイニングされ(ブロック作成&新規発行&取引処理)、ビットコインはなかなかマイニングされない(ブロック作成されない&新規発行されない&取引が処理されない)という状態が続きました。

 

これにより市場は混乱しました。

 

調整により解決へと向かう

しかし、ビットコインやビットコインキャッシュには先述のとおりマイニングのブロック作成時間の調整機能があり、11月13日現在ではビットコインキャッシュのブロック作成の難しさ(difficulty)が上昇しビットコインキャッシュが今度はなかなかブロック作成されない事態になっています。

 

1時間に約2個程度のブロック作成(ビットコインキャッシュ)

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(参照元:https://cash.coin.dance/blocks

 

ビットコインキャッシュ難易度(difficulty)の上昇

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(参照元:https://www.coinwarz.com/difficulty-charts/bitcoincash-difficulty-chart

 

これに伴いビットコインでは1時間に2~3個のブロック作成だったのが現在ではデフォルトの約10分に1個(1時間に約6個)のペースでのブロック作成が行われるようになりました。

 

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(参照元:https://coin.dance/blocks

 

これによりビットコインの取引がなかなか成立しない状態は解消へと向かいます。

 

マイナーの選択

ビットコインやビットコインキャッシュを投資対象として見る時も決済システムとして見る時も忘れてはいけないのが「マイナーは営利団体」という事です。

 

マイナーはコストー報酬=利益を追求する行動を常にします。ビットコインが儲かるのであればビットコインをマイニングし、ビットコインキャッシュが儲かるのであればビットコインキャッシュをマイニングします。

 

これは過去から見ても明らかです。

 

また、営利団体であるという事は事業の継続も同時に願うという事です。事業を行うにあたってはビットコインだけではなく、収益を見込めるビットコインキャッシュの存在が重要だとも言えます。現在(2017年11月13日)ではビットコインに次ぐ時価総額第3位にビットコインキャッシュはなっていて第2位のイーサリアムに迫る勢いです。

 

その為、リスクヘッジとしてもマイナーのビットコインキャッシュに対するマイニング行動は今後も考えられます。

 

ビットコインと仕様は似ているビットコインキャッシュですので決済システムとしてどちらが優れているかはまだ明確な答えは出ていませんが今後もマイナーの行動によってシステムの安定性が損なわれる(どちらのコインも)可能性は多いにあるという事が言えます。

どちらが主流になっていくかは分かりませんがこの問題の分岐点になるのはやはり開発者と捉える事ができます。結局ビットコインもビットコインキャッシュも決済システムなので便利な決済システムとして成長していく事が無ければどちらも長期的な存続は難しい事になります。

 

マイナーは利益追求を行うという事は逆に言えば決済システムとしてその通貨にしかない特徴を確立してしまえばユーザーは集まりその需要は高まる事になるのでその通貨をマイニングする事が最善の行動になります。

 

つまり現状ではまだどちらも確立されていないのです。

 

このような観点で見る場合、仮想通貨の価格ではなく技術的な事を知っておく必要があります。ビットコインは最も注目を集める仮想通貨であるがゆえに分裂などの課題にいち早く直面しています。他の仮想通貨も非中央集権である限りビットコインの通って来た課題にはいずれ直面する可能性があり、ビットコイン・ビットコインキャッシュの動向は他の仮想通貨を考察する上での参考になると考えます。

 

仮想通貨はまだ未発展の段階にありますのでもし仮想通貨に興味がある場合は投資としてのリスクを減らす為にも技術的な事を多く学んでいくのが良いと考えます。

 

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