とってもやさしいビットコイン

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ビットコインや仮想通貨の知識が全くない初心者の方でもビットコインや仮想通貨がどういうものなのか分かりやすく理解できるブログを目指してます。

ビットコインと中国の関係

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ビットコインと中国がとても深い関わりを持っているのはビットコイン初心者の方でも何となく聞いたことがあると思います。ただ、なぜビットコインと中国は関係があるのかよく分からない方も多いと思いますので今回は初心者の方にも分かりやすくビットコインが中国とどのような関係にあるのか解説していきたいと思います。

 

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ビットコインと中国

 

ビットコインと中国の関係が深い、という印象を多くの方がお持ちなのは「〇〇だから」という一つの要因ではありません。様々な要因が絡み合ってそのような印象が作られております。

 

そんな様々な要因の中でまず、最初に上げられるのは単純に人口の多さと経済の強さが挙げられます。これは何もビットコインに限ったことではないので、すんなりと理解できてしまうものであると思います。ビットコインは経済・金融の中に存在するものですのでやはり経済の弱い国の動向よりも経済の強い国の動向の方が価格や流動性に大きく左右します。

 

ですのでこの場合の関係性はもちろん日本やアメリカ等の先進国の関係とそこまで変わりはありません。ですが、この大きな枠組みで考える関係性ではなくビットコインならではの中国との関係性も持ち合わせております。以下、具体的な例を挙げていきたいと思います。

 

中国ならではの関係性

 

・ビットコインマイニンググループの数が圧倒的に多い

 

まず、最初に挙げられるのは中国に存在するビットコインマイニンググループの多さです。(マイニングについてはこちら⇒初心者も分かるビットコインのマイニングとは)時期によっても割合は変動しますがビットコインのマイニングはその多くが中国で行われております。

2016.12.21.現在、最も大きなマイニンググループの「Antpool」は中国のマイニンググループです。

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(参照:ビットコインHashrate配布 - Blockchain.infoより)

 

ビットコインのシステムに関する変更・決定はビットコインコア開発者やマイニング参加者によって多数決により行われます。その際、ビットコインマイニンググループの発言権は重要になります。中国にその多くが存在しているという事は否が応でも中国国内の情勢には多少なりとも影響されてしまいます。ですのでビットコインと中国は深い関係にあるのです。

 

では、なぜ中国にマイニンググループが集中しているのかと言えば、その理由は容易に言えるものではないのですが簡単なところで一つ挙げるとすれば「電気代の安さ」です。

 

電気代が安い国は他にもありますのでもちろんこれだけではありませんが一つの要因として挙げられます。ビットコインのマイニングにはコスト(設備費用や消費電力)がかかり、報酬との差額により参加者は収益を得ます。ですのでコストを抑えようとするのであれば電気代が安いアジア等に集中することになります。

 

これは中国に限らずアジアとビットコインの相性が良い理由としても挙げられるでしょうが、その他の理由とこの電気代の安さが重なり合う事で中国にマイニンググループが集中しております。(参考:マイニンググループが中国に集中すると・・・

 

 
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・中国当局の規制とビットコイン

 

続いて中国の金融規制とビットコインについてです。こちらも深くビットコインと関わっております。中国は通貨の人民元を政府が為替レートを操作することにより経済の調整を行っております。ですので外貨と人民元やその他金融資産と人民元の交換などには規制が入る事が多くあります。

 

特に「金(GOLD)」に関しての中国当局の規制は厳しかったりもします。「金」は世界的に価値の変動率が低かったりすることで安全資産として見られており、また政府の規制には左右されにくいので中国の(だけでなく多くの)富裕層が保有します。ですが、中国のような自国通貨のレートを操作するような国では輸出入に規制をかける等することで自国通貨の流出を防いだりします。

 

そこで金の次に注目し得る「ビットコイン」という世界共通の最新通貨に中国の富裕層は注目します。金が規制されたら次は避難場所としてビットコイン、という選択肢はかなり考えやすいものです。

 

もともと経済力の大きい中国のような国が金やその他資産を規制することによりビットコインの価格も需要と供給の関係から上昇したりするのです。もちろん逆もあります。ですので中国当局の政策というのが大きくビットコインの価格や需要に関わってくるのです。

 

以前も中国のとある取引所についてある報道がされた事でビットコイン価格が変動したことがありました。結果的にデマだったのですがデマであっても価格に影響を及ぼすほど中国の動向というのは世界のビットコイン保有者にとっては気になるところであるという事なのです。

 

まとめ

 

上記に挙げたような事が総合して中国がビットコインと大きな関わりを持っています。もちろんこのような中国が大きく関わる事による中央集権化に似たような事態を危惧する声もあります。ただこればっかりは仕方のない事だと思います。通貨ですので経済の強い国の動向は直接価格に影響を及ぼしますし、現行通貨の中央集権のように今後も変わることがないものでもありません。(時代の変化と共に中国とビットコインと世界各国の関係性は変化していきます)

 

とにかく、このようなビットコインと世界との関係を知っておくことはリスク対策に役立ちます。ビットコインは貨幣で、大切な資産になりますので、色々な場所にアンテナを張り、上手に付き合っていくことが大切だと思います!

 

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