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ビットコインでは、自分の取引が全世界に向けて配信されていきます。他の人に自分のビットコインアドレスからどのくらいのビットコインがどのビットコインアドレスに送られているかを取引履歴として公開することで安全性を担保しております。(もちろんそれ以外にも安全性を守るシステムはいくつもあります)
自身の取引履歴を確認する方法をご紹介いたします!
ビットコインの取引履歴
ビットコインの取引は「トランザクション」と呼びます。トランザクションとはあるビットコインアドレス(1か3から始まる文字列)からどのビットコインアドレスにどのくらいのビットコインが送られたかを示します。
ビットコインではそのトランザクションを全世界に公開することでそれを他の参加者が見て不正が無い・正当な取引であると確認することが可能になります。確認をしてもらえれば正式にビットコインの帳簿のようなもの(ブロックといいます)に埋め込まれることになり取引が無事に終了します。
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自分の取引の確認
自分の取引履歴、トランザクションの確認はBlockchain.infoというウェブサービスで確認することができます。こちらのサイトではトランザクション以外にも相場のチャートや時価総額のチャート、様々な統計を確認することができますので興味のある方は覗いてみるといいと思います。
ウォレット機能もあります⇒ビットコインウォレット紹介~Blockchain.info編~ – とってもやさしいビットコイン
このサイトで確認するにはまずホームに行き、
上図の赤枠内に自身のビットコインアドレスを入力し、エンターを押します。
ちなみにこの画面では現在行われている取引がどんどん更新されていく様子が見れるのでビットコインの取引が世界中で行われている事を実感することができます。
上記のようにしてエンターを押すと、
(上図は適当なトランザクションを閲覧してます)
このようなトランザクション履歴を見ることができます。実際に「取引」の下の左にあるのが送信したビットコインアドレス、緑色の矢印の右側にあるのが受信側のビットコインアドレスになります。BTCでどのくらい送信されたかがわかります。
ちなみに右下にある赤枠の「未確認トランザクション」という表示があるうちはまだ取引が承認されていない事になります。これが表示されているのに取引相手と別れてしまうと二重支払いにより結局ビットコインが届かなかったという事が起こるのでしっかりと承認されるまで待ちましょう。
普段、ビットコインを受け取る際はビットコインが自身のウォレットに受金されるまで取引相手と待ちましょう。
承認について詳しくはこちら⇒ビットコインの「承認」は6段階?
取引が公開されるという事
取引が公開されるという事はどういうことか。それは自身のリスクとしては毎回同じアドレスを使っているとこの人がいくら持っているかを推測されかねないという事です。
もちろんビットコインアドレスからではその人の個人情報にたどり着くのは不可能ですので一個人の資産状況などトランザクション履歴だけで知ることはできません。
しかしこんなことはあります。受け取り専用にしているビットコインアドレスがあって、そこにどんどんビットコインを貯めている場合。一度取引した相手からはそのアドレスがあなたのアドレスであるという事がばれています。ですので今回の方法でそのアドレスの履歴を検索すればいくらそこに入っているのか一発でバレてしまいます。大量のビットコインがあれば攻撃を受ける(システムにではなくパスワードを盗まれるなどの犯罪に合う)可能性が高まります。
ビットコインアドレスは事実上いくつでも作成可能ですので安全性を高める為には毎回違うアドレスを使った方がいい事になります。
逆にここまでトランザクション履歴が公開されていると犯罪には向いていない事がわかっております。ビットコインアドレスからは個人にたどり着くことができませんが取引所などは法律により一定以上の金額の取引には個人情報が必要になっております。ですので日本円に換えようと思ったら必ずアドレスを追っていってたどり着きます。
つい先日もビットコイン取引所のcoincheckがこの技術でクレジットカードを利用した詐取事件の犯人逮捕に協力したとしてニュースになりました。⇒<News!>ビットコイン取引所、捜査協力で犯人逮捕支援
まとめ
ビットコインは全世界に取引が公開されております。こういった知識を持っているだけでビットコインが絡んだ犯罪に巻き込まれるリスクは減りますし、やはりリスクを減らすには知識をつけていくことが一番だと思います。もしビットコインにご興味のある方は積極的に情報収集をしていきましょう!
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