ビットコインのハッシュレートの単位を解説!<TH/s・PH/s・EH/s(テラハッシュ・ペタハッシュ・エクサハッシュ)>

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ビットコインのマイニングではハッシュレートと呼ばれる演算の単位が利用されています。ハッシュレートの単位について初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

 

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ハッシュレートとは

ハッシュレート(Hash rate)とはその名の通り「ハッシュ」という演算の「レート(率)」の事を指し、仮想通貨のマイニングでは計算力のパワーの単位を表します。

例えば人間のパンチ力をキロで表す事があります。Aさんのパンチは50キロ、Bさんのパンチは60キロの力がありました。というようにキロが単位になっています。

それと同様に仮想通貨のマイニングの力(計算力)を「〇〇のハッシュレート」というように表す事でAというマイナー(マイニングをする人)の力(計算力)がどのくらいかが一目でわかるようになっています。

ハッシュレートの単位はHash/s(s=秒)と表され1Hash/sであれば1秒に1回のハッシュ演算ができる、とすぐに理解ができるようになります。

ハッシュレートについて詳しくはこちらハッシュレートとはをご参照ください。

 

ハッシュレートの単位

ハッシュレートの最小単位は通常「Hash/s」と表されます。1Hash/sであれば通常1秒間に1回ハッシュ計算ができる事を示しています。

ハッシュレートは単位があり、その単位によって大きさが変わります。グラム(g)のように1000グラムが1キログラム(kg)と表されるようにハッシュレートでも同様の記号が用いられています。

つまり1000Hash/s=1KH/s(キロハッシュ)となります。

単位 演算の回数
H/s(ハッシュ) 1秒間に1回
KH/s(キロハッシュ) 1秒間に1000回
MH/s(メガハッシュ) 1秒間に1,000,000(100万)回
GH/s(ギガハッシュ) 1秒間に1,000,000,000(10億)回
TH/s(テラハッシュ) 1秒間に1,000,000,000,000(1兆)回
PH/s(ペタハッシュ) 1秒間に1,000,000,000,000,000(1000兆)回
EH/s(エクサハッシュ) 1秒間に1,000,000,000,000,000,000(100京)回

コンピューター関連用語に馴染みの無い方だと少し覚えるのが困難だと思いますがビットコインや仮想通貨の情報を追っていると必ずと言っていいほど出てくる用語なのでそれぞれの単位がどのくらい違うのかを覚えておくと良いでしょう。

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ビットコインマイニングのハッシュレート

2021年8月現在ではビットコインマイニングで利用されるハッシュレートは80〜120EH/sです。

EH/sのEはエクサです。エクサは100京なのでH/s(ハッシュ)で表すと1,000,000,000,000,000,000H/sとなります。最近はエクサハッシュで表すのが普通になってきているため、単位を覚えておくと便利です。

このようにビットコインでは毎秒80〜120×100京回のハッシュ演算がマイナーの合計で行われている事が分かります。これはとてつもない数値ですが年々上昇傾向にあります。推移はこちらのサイトHash Rate – Blockchainで見る事ができます。

ハッシュレートが年々上昇しているものの、その割にビットコイン価格があまり上昇しないのはマイナーにとっては望ましくない状況です。

何故ならハッシュレートを増やすためには設備や電気代がかかるので報酬を得る(マイニングに成功する)為には費用を増やさなくてはならない(参考:ビットコイン「マイニングの報酬」の仕組み)ものの、得た報酬の値段が変わらなければマイナーの運営が徐々に厳しくなっていく事も示しているからです。

ハッシュレートとビットコインマイニング・ビットコイン価格は直接的に関係しているのでまずはハッシュレートの単位を理解するところから始めると学びやすいかもしれません。

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