中国仮想通貨取引所「BTCC」の停止発表と価格の下落

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2017年9月14日に中国の仮想通貨取引所BTCCが取引所機能の一時停止を発表しビットコインの価格は一時急落し1BTC当たり30万円までになりました。情報は未だ錯綜しておりますが現在の状況を初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

※中国取引所「ViaBTC」も9月30日での取引停止を発表しました。

⇒全面的に停止を要求しました。詳細はこちら中国仮想通貨取引所、全面停止へ

 

 

 

中国取引所BTCCの取引停止

 

中国大手仮想通貨取引所のBTCCが取引所機能を9月30日で一時停止するとの発表が9月14日にありました。先日噂された中国の仮想通貨取引所への規制(中国の規制がビットコインに与える影響と9月8日の価格急落)が原因と見られており、自主的に取引所機能を停止したものと見られております。

 

取引所停止発表よりビットコインの価格は急落し、1BTC当たり40万円前後を推移していた価格は一時30万円にまでなりました。

 

実際に中国において取引所が全て停止されるかどうかは分かっておりませんが今後もまだ混乱は続くと思われますので取引をしている方は注意が必要です。

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中国規制の噂

 

中国が取引所を規制するとの噂は絶えません。声明等の様々な情報を見るとPBoCという「中国人民銀行」や地方自治体での仮想通貨に関する考え方が割れており、まだ中国国内でも仮想通貨取引所をどのような扱いにしていくのかは決まっていないと思われます。

 

このような規制報道は以前よりありました。中国が取引所のトップを規制当局へ呼びだした今年1月にも同様の噂が流れ価格が急落しております。(2017/01/05のビットコイン暴落の理由について

この時は結果的に取引所は特に閉鎖されませんでしたが、今回はBTCCが停止するとの事で長引く可能性があります。

 

しかし、BTCCも発表しているように今回の停止はあくまで「一時的」なものです。その停止がどの程度になるかは分かっておりません。また、BTCCが運営するマイニング事業は停止が発表されておりません。

 

中国としてもビットコインによる国益は少なからずあるので法規制で日本のように登録制にする等をして国の支配下に置きたいと考えると思います。取引所が全て一斉に閉鎖される事は考えにくく、明確な判断がいずれ出てくるものと思われます。

 

慌てず対応を

 

初心者の方は最近ではこのような暴落がありませんでしたので特に混乱を招いているかと思います。しかし、ビットコインの価格は簡単に半分になります。このような事があると認識を持って保有するように心がけましょう。

 

また、ビットコイン=中国ではありません。仮に中国でビットコイン取引所が全て閉鎖されたとしてもビットコインの機能が失われるわけではありません。ビットコインそのものに「決済システム」や「安全資産」等の価値がある限りいずれ需要は増しますので慌てずにこのような事態に対処していきましょう。

 

中国も世界中で取引されるビットコインを簡単に手放す理由はありません。いずれマイニング事業にも中国規制が入ってきて、その時に再度市場混乱が生じる可能性はありますが企業参入のマイニング事業の多様化(GMOインターネットのマイニング事業参入について理解する)も考えられますので新技術のビットコインや仮想通貨に対しては幅広い視野で付き合っていくのが良いでしょう。

 

ビットコインの価格下落=ビットコインの終了という考え方はあまり意味の無いものです。投資を行う際も「最新技術に投資している」という認識で、どのような事が起きてもその「技術」を信頼して、しかるべき対応を行っていくと良いと思います。

 

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