WikileaksでZcashの受け入れ開始

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内部情報の匿名投稿サイト「Wikileaks(ウィキリークス)」でZcash(ゼットキャッシュ、ゼロキャッシュ)の寄付受け入れが開始されております。今後「匿名性」に特化した仮想通貨の利用が増える可能性があります。

 

 

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Wikileaksでの寄付

 

Wikileaksは内部情報を匿名で投稿できるサイトで政府や企業などの内部情報を個人情報を公にせずに告発する事ができます。

 

Wikileaksでは投稿者の身元を保証するために投稿した際のIPアドレスを悟られないような仕組みを強化しております。寄付に関してもその匿名性を強化するために仮想通貨が用いられておりました。今まではビットコインとライトコインが利用されており、サイト更新毎に寄付アドレスを変える等をして匿名性を高めておりました。

wikileaks(ウィキリークス)とビットコイン・ライトコイン – とってもやさしいビットコイン

 

そんなWikileaksが匿名性のより高い仮想通貨Zcashの寄付受け入れをスタートしております。

 

仮想通貨と匿名性

 

仮想通貨は一般的に匿名性が高いとされておりますが、一度仮想通貨保有者の識別情報である「仮想通貨アドレス」と個人情報が紐づいてしまうと過去や未来の取引記録が芋づる式に明かされてしまう「追跡性」が高く、匿名取引にはあまり向いておりません。

 

ビットコインやライトコインでは利用した仮想通貨アドレスが公開される事によりセキュリティを高めているからです。

 

そこで匿名性に特化した「Zcash」という仮想通貨を利用する事でより匿名性を高くしながら取引をする狙いがあります。

 

「Zcash」は他の一般的な仮想通貨よりも匿名性が高く、取引した際にどのアドレスからどのアドレスへいくら移動しているのか暗号技術により分かりづらく設計されております。

Zcashについて詳しくはこちら⇒Zcashとは

 

その為、ビットコインやライトコインよりも寄付者の身元やWikileaksの取引が過去や未来でどのように行われているのかを追跡しにくくなりました。

 

WikileaksのTwitter(WikiLeaks (@wikileaks) | Twitter)では寄付に利用される追加仮想通貨の投票が行われ、Zcashは11%の支持を集めました。イーサリアム44%、モネロ21%と他の仮想通貨に比べて少ない得票率でしたがZcashの匿名性を買って採用されたと思われます。

 

今後匿名性の高い仮想通貨は需要が増す可能性があります。注目すべき存在となるでしょう。

 

匿名性は悪か

 

匿名性が高い、と聞くと「犯罪に利用されそう」と感じる方も多いかもしれません。もちろん匿名性が高くなれば犯罪に利用される可能性は増えるでしょう。しかし、最も匿名性が高い通貨は「現金」です。現金の足のつかないやり取りは多く犯罪に利用されております。

 

仮想通貨のネットを介したやり取りでは一つのミス(IPアドレスや法定通貨から仮想通貨に換金する言動など)で足が付きやすく、匿名性のある仮想通貨が必ずしも悪だという訳では無いでしょう。もちろん監視は必要になりますが。

 

また匿名性は善良な市民を守る可能性もあります。クレジットカード等の個人情報流出による被害は後を絶ちません。匿名性があれば私達のデジタル決済はより安全を保障してくれるでしょう。

 

匿名性をいかに上手く利用して行くかは利用する人間にかかっているでしょう。

 

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