ビットコインの秘密鍵はどこにある!?

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個人にとってビットコインを守る唯一の方法は「秘密鍵」を守る事です。しかし、初心者の方の中には秘密鍵を見たこともない方がいらっしゃると思います。そこで今回は秘密鍵の重要性と安全な秘密鍵の保管方法をご紹介いたします!

 

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秘密鍵とは

 

秘密鍵はビットコインアドレスをお持ちの方であれば必ず持っているビットコインを操作するための暗号です。ビットコインは「暗号通貨」と言われるように暗号技術が基盤となりそのシステムが形成されております。詳しい事はビットコインを利用するだけの場合であればそこまで分からなくても大丈夫です。とにかくビットコインにおいては「秘密鍵」がその保有ビットコインを操作するための権限の根幹になる、という事だけでも覚えておいてください。

 

ですので秘密鍵は絶対に他人に教えてはならないものです。さらにビットコインアドレスを一つ長く利用するという事は常に同じ秘密鍵を利用する事でもあります。ですのでビットコインアドレスは毎取引、変える事がセキュリティ上好ましいとされております。(ビットコインアドレスは事実上無限に作成できるとされております。⇒ビットコインアドレスは無限に作成できるのか?

 

秘密鍵の分散管理

 

ここで初心者の方が気を付けなければならない事は「秘密鍵を見たことがない」という事実です。ビットコインアドレスには必ず一つはある秘密鍵をなぜビットコイン保有者であるあなたが見たことが無いのでしょうか。

 

それはあなたが利用しているウォレット(もしくは取引所)を100%信頼しているという事を表しています。どういう事かと言うとあなたの保有しているビットコインの操作権限を持つ秘密鍵はあなたの利用するウォレットや取引所の運営が管理しているという事です。(管理方法は様々だとしても)

 

つまりやろうと思えば運営はあなたのビットコインを全て別のビットコインアドレスに移して姿を消す、という事が不可能ではない、という事なのです。

 

もちろんそんなことをすれば他人の所有物を勝手に持ち出しているわけでいくらそれがビットコインだからと言っても「犯罪」になるので多くの運営は行動に移さないですがそれが「不可能ではない」という事は常に頭に入れておくべきです。

事実2014年に起きたMt.GOX社の事件では内部のビットコイン盗難が起きてしまいました。

 

つまりこれは起こり得る事だという事です。もちろんMt.GOX社の事件では社長がビットコイン盗難の容疑で逮捕され元々の保有者に資金は返還されておりますがこれが日本の取引所だから当局も被害者も良かったもので(しっかりとした調査が行われたので)これが海外の母体で犯人も捕まえられなかったら資金は戻って来なかった可能性は大いにあります。(※情報ソースが分からなくなってしまったのでお詫びして削除させていただきます。)

 

ですので取引所やウォレット(秘密鍵を自己管理しない)選びは慎重に行うべきでそのようなところにはあまり多くの資金を預けておくべきではないのです。

 

そもそものビットコインセキュリティ

 

そもそもビットコインのセキュリティの根幹は「分散型」にあります。分散型とはある特定の企業や国が管理や監視をするような中央集権型ではなくその権限を各参加者に分散して管理・監視をするものです。

 

ですので前述したようなウォレットや取引所はこのセキュリティシステムではなく、中央集権セキュリティシステムを行っているということになります。資金という人間にとって命とも言うべき物を何の調べもなく「信用できていない中央」に預ける事は絶対に避けるべきです。

 

ビットコインのセキュリティシステムが「分散」により保全されているものであるのであればそのビットコインの権限の根源である「秘密鍵」も「分散型」であることが望ましいのです。もちろん「分散型」であることのデメリットもあります。(自己責任になってしまう事等)ですが分散型ビットコインには分散型セキュリティが最も適しているのは現在においては事実なのです。

(あくまで現在の話です。もしビットコインが今後普及していく中で信用のおける第三者が秘密鍵を管理してくれる時代になれば話は変わる可能性はあります。国が秘密鍵を管理する等。ですが仮にそうなったとしても個人で秘密鍵の管理をしっかりとすることができるのであればやはり分散型のセキュリティが最もリスクが低いでしょう。)

 

どのような保管が望ましいか

 

現在において最も安全な保管方法はハードウェア端末によるビットコインの管理です。

 

ビットコインウォレットTREZOR(トレザー) (ブラック)

 

 

こちらのウォレットは堅牢性においては現在では最高と言えるかもしれません。ですがビットコイン初心者にとってはハードルが少し高いとも言えます。(値段だけでなく使い方など。そこまで難しいわけではありませんが…)

 

ですのでまずはペーパーウォレットなどで実際の「秘密鍵」をオフラインで管理するとはどのような事かを学ぶべきだと私は考えております。bitaddress.orgなどで簡単なペーパーウォレット作成が可能です。使い方はこちら⇒ビットコインウォレット紹介「bitaddress.org」

 

まとめ

 

ビットコインにおいて秘密鍵の重要性はいくら話しても話足りる事はありません。それぐらいビットコインにおいては「秘密鍵」は大切なものなのです。秘密鍵をないがしろにすることは保有ビットコインをないがしろにしている事と同義なのです。

 

ビットコインを扱う時はこのような理由から「知識」が必要になります。もちろん私も知識が無くても安心安全に利用できるようになることを望みますがやはり「自由」には「責任」がつきものです。ビットコインの大まかな知識をつける事はそこまで時間のかかる事ではありません。ビットコインの知識をつけて、リスクを減らし、一歩進んだ経済活動を行っていきましょう!

 

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“ビットコインの秘密鍵はどこにある!?” への2件の返信

  1. いつも読んで勉強させていただいてます、ありがとうございます!
    秘密鍵の保管に関するこの記事で、本題と少しズレるのですが、「?」と思ったことがありましたので、投稿します
    中央集権型で秘密鍵を保有することの問題点として、Mt.Goxを引き合いに出されております。その中で、同社の場合は調査が進んで顧客はビットコインを返してもらった、という内容となっているのですが、私は、同社の事件ではビットコインも円などもほとんど残っていなくて、顧客はほとんど返してもらえず、裁判がずっと続いている、と思っていました。
    このあたりがわかる情報があれば、教えてください。
    よろしくお願いします!

  2. >てつじ様
    コメントいただきありがとうございます!
    Mt.GOX社の件ですが本文を書いたとき、情報収集をする中でMt.GOXから返金されたという情報を得たのですが、今そのソースがどこであったのか忘れてしまい確実性のない記事になってしまっております。大変申し訳ありません。訂正をさせていただきます。
    ご指摘、誠に有難うございます。今後とも宜しくお願い致します。

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