現在のビットコインとインターネット黎明期

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ビットコインの特性を理解してくるとビットコインとインターネットがとても似ているな、と思う事がよくあります。

現在のビットコイン(ブロックチェーン技術含む)はインターネット黎明期と同じだ言われることも多いですがこれはどういうことか、述べていきたいと思います。

 

 

 

 

現在のビットコイン

 

現在ビットコインは時価総額が1兆円を突破したとは言え、世間一般のイメージではまだまだ「怪しい通貨」「無くなるもの」「オタクのおもちゃ」というものが根強くあると思います。試しに会社の人に「ビットコインっていう面白いものがあってさ・・・」と話しかけてみると「え?なにそれ」とか「ああ、あれもうだめでしょ」といった話しかけた側としては辛い答えが基本的に返ってくることでしょう。

仮に何も知らない方に説明を試みようとしても「よく分かんない」や「日本円で良くない?」とか「ふーん。そんなのあるんだー。それよりさっ・・・」と言ったこれまたつらい返答が予想されます。

 

事実ビットコイン並びにブロックチェーン技術などまだ一般的に見ればそんなものなのです。

で、実際ビットコインが今後必ず今のインターネットのように当たり前に皆が使う技術になっていくかと言えばそれは確実な事ではありません。上手くいけばそうなり得るものだとは思いますが、現状ではビットコインには課題があります。

 

インターネット黎明期

 

インターネットも同じような歴史をたどって現在に至るという話があります。インターネットもそれが発明され、そして普及していく中では様々な事を言う人が多くいました。そして、当時では現在のような多種多様なサービス、そして電子メールを世界中の人が利用することになる等ほとんどの人が想像していなかったでしょう。

 

現在でもインターネットによる問題や、インターネット自身が持つ問題がある事は世界中のインターネット利用者には認識できるものであると思います。ですのでビットコインやブロックチェーンも問題がある中でも一定の信頼を勝ち取り、それらを利用する価値のある人たちの中では需要が無くなるものではないのかもしれません。

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インターネットとビットコイン(ブロックチェーン)

 

インターネットとビットコインやブロックチェーンは(厳密に言うとブロックチェーンとひとくくりにしてしまうのは誤りですがここではブロックチェーン=ビットコインのブロックチェーンとします。詳しくはこちら⇒ビットコインとプライベートブロックチェーンについて)実際調べていてもよく似ております。

ビットコインとブロックチェーンはインターネット技術が前提になっているので当たり前なのですが、インターネットもビットコインも皆(個人や各団体)で作るものという共通点があります。

 

インターネットはサーバーに頼り、私たちは検索やアクセスをしてサーバーから情報を送信してもらうという点で、P2Pネットワークというサーバー不在のビットコインシステムとは少し異なりますが、基本的にインターネットの場合その送信してもらう情報は皆で作成しております。

ビットコインにしても皆で取引をすることでそこから報酬が生まれシステムが稼働していきます。一般的な会社組織のようにトップダウンで何か指示をされて動いているようなものとは一線を画していると考えます。

 

インターネットのページは誰かが指示されて作られるものではなく、自らが世の中に有益な情報を発信するために皆サーバーにその情報を載せます。ビットコインも取引の為に指示されてではなく「価値」のあるものをそのネットワーク上でやり取りがなされるのです。

 

ビットコインとインターネットの違い

 

もちろん両者には違いは多くあります。インターネットとビットコイン(ブロックチェーン)の一番の違いは「情報」と「価値」をやり取りしているという違いです。情報よりも価値の方が誤りがあった場合の人間の感情は大きく揺れ動くものであると思います。信頼していた情報に誤りがあったとしてもやり直しがきく場合がほとんどですが、信頼していた価値に誤りがあった場合は大きく資産を失う事があり、それは人一人の人生を狂わせるものかもしれません。

 

もちろん厳密に言えば「情報」も「価値」の一種であると言えますし、「情報」も「価値」も人の信頼によって成り立っているものだという事ができますのでそこまで違いはありませんが、大衆の感情としては大きく異なるものではないかと思っております。

 

ビットコインは今後インターネットのようになれるのか

 

ビットコインには課題があります。現在最も注目されているのはスケーラビリティ問題と呼ばれるものでそれはビットコインの取引が今後流通量が増える事にどう対応していくのか、という問題です。(詳しくは⇒ビットコインのスケーラビリティ問題とは – とってもやさしいビットコイン

現在でも多くの開発者、識者、マイニング参加者などの間で意見が割れてしまっており、今後どのような流れになっていくのかは誰にも分かっておりません。しかし、中央管理のいない世界共通の通貨なんて今までの人類史でなかったものですし、これからそれを作ろうとしているわけですから一度や二度の失敗を経験するのはビットコイン的には仕方のない事なのかもしれないとも思います。

しかし、今を生きている私たちにとってはこのビットコインプロジェクトというのは今後の世の中の在り方を変えていくものであることは間違いないと思います。

 

ビットコインを知っておくことは未来を生きていく私たちにとって必要なものだと思います。是非興味のある方は情報収集をどんどんとしていってみてください。きっと未来を考えるきっかけになり得るものであると思います。

 

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