本ページはプロモーションが含まれています
ビットコインから始まったブロックチェーンは世界の企業がコスト削減や新サービス提供の為の最新技術として注目を集めております。
日本では以前よりブロックチェーンについては日本価値記録技術協会なる団体がありましたが2016年4月より日本ブロックチェーン協会として名前を新たに普及活動に取り組んでおります。そんな日本ブロックチェーン協会(JBA)のご紹介をさせていただきます。
目次
- 日本ブロックチェーン協会(JBA)とは
- 部門
- ガイドライン
- ブロックチェーンの定義
- まとめ
1 日本ブロックチェーン協会(JBA)とは
日本ブロックチェーン協会は2016年4月15日より、2014年9月12日に設立した日本価値記録技術協会から名称を変更した一般社団法人です。
代表理事はビットコイン大手取引所のbitFlyerの代表も務める加納裕三さんが務めます。
理事にKrakenJapan・株式会社Orb・株式会社ガイアックスの代表が名を連ね、監事をcoincheckを運営するレジュプレス株式会社代表の和田晃一良さんが務めます。
日本ブロックチェーン協会の目的は日本ブロックチェーン協会のHPによりますと
・仮想通貨及びブロックチェーン技術の健全なるビジネス環境と利用者保護体制の整備を進めることで、我が国の産業発展に資すること
・国内での仮想通貨ビジネス振興及び課題解決の自主ガイドラインの制定及び施行
・ブロックチェーン技術の社会インフラへの応用、政策提言
となっております。
つまり安全に皆が利用できる仮想通貨・ブロックチェーンの普及を促進する団体というわけです。
2 部門
日本ブロックチェーン協会は3つの部門により構成されます。
bitFlyerなどが所属する「仮想通貨部門」
Orb、ガイアックスが所属する「ブロックチェーン部門」
その他一般企業が属する「賛助会員」があります。(厳密には「準賛助会員」もあります。)
ガイアックスのブロックチェーンについて⇒ブロックチェーンの活用<株式会社ガイアックス>
3 ガイドライン
日本ブロックチェーン協会はブロックチェーン技術を利用する際に安全に利用できるようにするため、事業者向けの基準が設けられております。
仮想通貨取引所では取引前に説明を行う事や、コールドウォレットを整備しておくことなどが定められております。
これに基づいて事業を運営すると安全であるとの基準の為、会員事業者は一定の水準を保っている可能性が高いと言えるでしょう。
スポンサー
4 ブロックチェーンの定義
また、日本ブロックチェーン協会は「ブロックチェーン」という言葉の定義も発表しております。
このような定義を発表する背景となったのは、「ブロックチェーン」という言葉が多く色々な解釈ができる意味で使用されるようになったからです。当ブログでも何度か取り上げておりますが、企業が独自に開発している「プライベートブロックチェーン」なるものの出現がその一因として挙げられるでしょう。(プライベートブロックチェーンについてはこちら⇒ビットコインとプライベートブロックチェーンについて)
以下、日本ブロックチェーン協会の定義するブロックチェーンの意味を引用します。
1 ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。
2 電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。
これをお読みになって意味がすぐに理解できたらあなたはもうビットコイン初級者ではないと思います笑
初心者には少しわかりにくいですが、実際この定義はブロックチェーンの特性を言い表しており、ブロックチェーンについて学び終えてもう一度読んでみるといいと思います。一層理解が深まります。
5 まとめ
仮想通貨ビットコイン及びブロックチェーンは世界でAI(人工知能)と並んで注目される最新技術の一つです。
調べれば調べるほど未来の世界に希望が持てて、とても楽しいので是非情報収集をしてみてください!
関連記事

WIRED VOL.25/特集 The Power of Blockchain ブロックチェーンは世界を変える
- 出版社/メーカー: コンデナスト・ジャパン
- 発売日: 2016/10/11
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (1件) を見る
スポンサー