ビットコインの「リスク」についてです!
ビットコインにも当たり前のようにリスクはあります。リスクは「どんなものにでもある」のですが知っているだけで多くのリスクを回避できます。
何が言いたいかというと、正しい知識で(イメージではなく)リスクを認識してほしいということです。
今回はビットコイン特有のリスクを取り上げました。技術的な事にはなるべく触れずに説明しておりますので肩の力を抜いてお読みください!ちなみにその他仮想通貨でも同様のリスクがありますのでビットコイン以外の仮想通貨に興味がある方も一度お読みいただければと思います!
ビットコインのリスクとは
ビットコインのリスクには主に以下のようなものがあります。
・相場変動(価格変動)リスク
・取引の取り消し不可リスク
・取引履歴公開リスク
・ウォレット管理リスク
・取引所破綻リスク
・ブロックチェーンのシステム上リスク
リスクの内容(6種類)
相場変動リスク
ビットコインは独自に価格を形成する為、日本円に対し価格が変動します。その為1BTC(ビットコインの単位)が200万円だったとしても、明日には1万円になってしまうかもしれません。
ビットコインはまだ開発されてから間もない通貨です。世界的に流行しているとはいえ相場が大きく変動します。
変動率は円/ドルFXの10倍とも言われます。(bitflyerHPより)
ハイリスクハイリターンの新興市場だということです。
取引の取り消し不可リスク
ビットコインは送金をしたら仮に間違えたとしてもシステム上、取り消すことができません。
もちろん銀行振り込みであっても取り消すことはできませんが大金の場合は銀行が対応してくれる(組み戻しなど)事もあるでしょう。
ビットコインは送金などのミスは自己責任だということです。
(ビットコイン送金は基本的にコピペ又はバーコード読み取りなのでミスする可能性は低いです)参考:ビットコインの誤送金に注意!
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取引履歴公開リスク
ビットコインは取引履歴が全て全世界に向けて公開されています。
個人情報がその公開された情報に紐づいているわけでは無いので個人が特定される可能性は限りなく低いですが、理論的には個人を特定する事が可能です。
(実際にそこまでして個人を特定する意味があるのは犯罪者に対する警察等です)
ですので推奨されるのは「同じビットコインアドレスを毎回使用しない事」とされています。ビットコインアドレスはいくつでも無限に作成できるのでなるべく利用毎に作成しましょう。ビットコインの取引履歴確認方法はこちら⇒自分の取引履歴を確認してみよう!
ウォレット管理リスク
ネットで接続されたウォレット(「ホットウォレット」と言います)とネットに接続されていないウォレット(「コールドウォレット」と言います)があります。
ネットに接続されているホットウォレットはウォレットサービス提供者がハッキングを受けた場合など、盗難の被害にあうリスクが常にあるので、基本的に多額の資産はコールドウォレットで管理しましょう。
取引所破綻リスク
ビットコインは仮想通貨取引所で購入することが一般的です。
仮想通貨取引所が万が一破たんした場合は、銀行と異なり基本的に保証はしてくれません。
その為、取引所内にビットコインを保管するのは危険なので前述した「コールドウォレット」内に多額のビットコイン(仮想通貨)は保管するようにしましょう。
(実際に2014年にMt.GOXという取引所が破たんしました→2014年ビットコイン取引所「Mt.GOX」事件を学ぶ)
取引所比較はこちら⇒ビットコイン・仮想通貨取引所比較<2018年最新版> 「評判・手数料・選び方」
ブロックチェーンのシステム上リスク
ブロックチェーンというシステムを採用しているために取引に攻撃をされる可能性がゼロではありません。少しややこしい話なのですが、ビットコイン取引には他のユーザーの「承認」作業が必要になります。
その「承認」行為に不正を働くことが論理的には可能です。(実際にはほとんど可能性はありませんが。詳しくはこちらビットコイン問題点「51%攻撃」をご参照ください。)
このような事態がどのくらいの確率で起こり得るのか、知っておく事はとても重要なリスク回避になります。(実際に起こり得る可能性はとても低いです。)
上記の「51%攻撃」以外にも様々な攻撃方法はありますので余裕があれば調べておくといいでしょう。
~参考~
まとめ
以上がビットコイン特有の主なリスクです。対策はそれぞれにあります。
ビットコインは価格変動率が高いですので全財産をつぎ込むようなことはせずに、余力資金で始めるのがベストだと思います!
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